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雨風に 晴れと忙(せわ)しい五月空

 今日は久しぶりに青空でございます。午後になると、午前中は穏やかだった風が自己主張を強めてきました。ここのところそうだよね。午後になると風、つよっ。
 五月って爽やかな季節のイメージがあるけれど、実際は天候が安定していないことが多い。
 五月雨、風五月、五月晴れ……五月天の天候に関する季語ってくるくる替わる空模様そのものじゃないか。さすがに雪はないけれど、リアルなら雹が降ることはなくはない。
五月雨は旧暦五月――現六月の梅雨なんだけど、まあ茶封筒ってことで目を瞑って下さい。なにぶん、素人なもんで(と無茶振りな言い訳で逃げる)。

 茶封筒って何よ? って人が多いと思うのでちょっと説明。英語と日本語の鉄板古典ギャグの「掘った芋いじくるな(What time is it now.)」的な、なんちゃって中国語でございます。「そんなもんだろ」「たいした違いねーべや」「似たようなもん」とかって言いたいときに中国語圏で「茶封筒」って言ったら通じると思うよ。たぶん。実際、通じたという人がいるから。

 実は、最初、タイトルの「五月空」を無意識に「五月天」って打とうとしていたのである。五月天――MAYDAY。ファン心ってのはちょっとしたことでも起動するんだと思い知った。

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