今の幸せ、過去の虐待
こんばんわ。
今日は子供達ふたりとも塾に行ってしまって、夫婦2人でのんびりまったりしています。
わんちゃん🐶の調子がちょっと悪くて、主人と交代で寄り添っています。
(昨日のトリミングが嫌すぎて疲れ切ってる模様です…🥲)
今、お風呂に入りながら本を読んでいました。
読書する時間を中々見つけられない日々が続き、苦肉の策として湯船に浸かっている間をその時間に充てるようになりました。
(本が湿気ます…)
ダメなんやけど、バスケ仲間に借りてる本を持ち込んでしまうこともあって、最新の注意を払っています。(ジップロックに入れて捲る時だけ開ける)
今読んでいる本が、前に一度読んだ本なんですが、西加奈子の『こうふくみどりの』。
私は年に50冊くらいは読むようにしているのですが、これはいつ買っていつ読んだのか全く思い出せず、読み進めていくうちに、あぁ、これちょっと覚えてるなぁ〜程度。
新しい本を読んでいる時とほぼ同じ感じで読めています。
他に借りてる本もあるんですが、何となく見つけて読んでます。
そーゆー時は何かメッセージがあったりして!という、ちょっとスピ的なこと思っています。
ちなみに西加奈子の作品では『サラバ』がめちゃくちゃ大好きで3回読みました。(上中下巻の大作やのに!)
『サラバ』は今5人目のお友達に貸しています。
返される時に各々の感想はあえて聞かないようにしてるけど、たまに「最初の方辛くて読み進めるの時間かかった」とか聞くと、貸す本間違えたな…て反省したりしてます。
『こうふくみどりの』は今4分の1くらいしか読めてないけど、とにかく幸せでのんびりした家の中での出来事が印象的で、私はそれを読んで羨ましかったりちょっぴり辛かったりってしてます。
なぜなら、
今ある幸せが嘘のような家で育った私です。
ずっと虐待されていて、今それを笑って言える自分を、もしもそのような状況に今置かれてる子が見たらどんな感情になるのかわからないから、明るく書くことも憚られるくらいの日々でした。
毎日口の中が切れていて、
毎日何を食べても鉄の味がして、ご飯はおいしくなかったし、なにより何を食べても滲みるのが嫌だったな。
だから私はガリガリでした。
ガリガリの体は青あざだらけなんですけど、ピンクのあざとか、なぜか毛穴のところだけ濃い黒っぽい青で点点になるあざがあったりで、気持ち悪い体だなって、自分を好きになることができなかったです。
目の周りに真っ黒の丸が出来ることもあって、だからお正月のテレビ番組で墨で丸を書く罰ゲームは今でも嫌いです。
この話はこれ以上掘り下げても暗く辛い気持ちを読んでくれた人に分けることになるのでやめておこうと思うのですが、
さっき、湯船に浸かった瞬間に、
「あぁ…穏やかだな…」と幸せが込み上げてきて、
ほんとにこんな幸せが自分を待っていたことに感謝が湧き出てきました。
本を読み進めると、もしかしたら今我が家も、この本に出てくる家くらいのあったかいのんびりしたゆるさ、幸せがある家なんじゃないかなーって、そんなふうに思えて、
今日は寝る前に昔の自分に、よく耐えてくれたねってことを言いたくなりました。
本て、人の家を覗けたり、人の本心を覗けるから大好きです。
愚にもつかない愚かな人はこんなにたくさんいるんだなって思ったり、みんなちょっと変やなぁ
とか思ったりします。
そしてそんな人が頑張って成功したりするから嬉しくなります。
私はサクセスストーリーが大好きです。
今日も本を読めて良かった。
目を駆使することが多い日々ですが、
視力はまだ両面2.0の私です。
さ、
今からウクレレを弾きます。
主人がそれに合わせて歌ってくれるのですが、本当に歌が下手です笑
私は昔、歌手になりたい時期があって、1年ほど歌を習っていたので、音程通りには歌えます。
ほな自分で歌えよって、歌う時もあるけれど、
右手がどんどん難しいビート刻みだしたら歌が歌えなくなりました。
どっちかがおかしくなる。
練習あるのみだな。
いい趣味見つけた◡̈⋆
でわ、みなさまも素敵な夜を!
かしこ
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