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祝ひとり飲み

ふらっと居酒屋に入った。
ふらっとは嘘だ。前々から大衆居酒屋やって物に興味があったから、今日こそはと意気込んで入った。自分はまだ生まれてきて20とちょっとで、酒の味も知り始めたばかりの新参者だが、このアットホームな雰囲気はなんか心地がいいように感じた。懐かしさというものは流石にないが、それでも、いい雰囲気だなくらいは分かる。
自分が座った席は角席で正面が一面にメニューの並ぶ壁だったから、大衆居酒屋の知らない人とでもいつの間にか仲良なってたみたいな本領発揮!みたいなことは起こらず、静かに角で飲んでいた。自分の性格とも相まってまぁこんな感じが結局のところ落ち着くのである。もともと少しリサーチしていたから、注文は迷わず口コミオススメのもつ煮もハムカツを頼んだが、これが正解だったと思う。ビールが進む。実に良かった。
これを打ち込みながらも、後ろではよくわからない会社の話や世間話、またにあるおばあちゃんスタッフのいざこざ、色々聞こえてくるのが、面白い。
最近はイヤフォンによって周りの音は遮断してしまっている。自分の好きな音楽に常に触れられるのは心地の良いことだが、たまには、この喧騒に耳を傾けてみるのもいいものだなとほろ酔いの自分はそう感じている。
特にまとめるつもりもなく、ただ書き連ねるつもりで書き始めたので、これでいい。
ビールもなくなるので、お暇しようと思う。
また、ふらっと来てみたいそんな店だった。

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