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スピッツひみつスタジオ2023.7.10広島HGBホール

行って参りました。
7月10日ひみつスタジオ広島公演。

私のここ最近のベルゲン枠は、天井席→最前列→天井席→最前列で、高低差激し過ぎ。
それでいくと今回は天井?
ではなくて、ちょうど真ん中辺りの、ややリーダー寄りの程よい近さで集中出来ました。
やっぱりスピッツはホールが良い。
今回のセットも凝っていて、ステージに再現されたひみつスタジオにはio君もちょこんとお邪魔してて。
まだ見慣れないから、誰かいるって思ってハッとなる、とマサムネさん。
テツヤさんの「気配を感じるから田村かなと思って振り向いたらioだったった。」
っていうの、めちゃウケた。

オバケのロックバンドはMVを観た時点で泣けてきたので、生で聴いたらヤバいやろうなと思っていたけれど、そんなもんじゃなくて、オープニングから涙ドバドバ出てきて。
中盤で泣き、アンコールでも泣き、今までで一番泣いた。
まじ、自分で引いた。
周年のアニバーサリー的なライブでもないのになんでそんなに涙が出るんか?
冷静になって考えてみると、それはきっと
ホッとしたから。
何があっても変わらずそこにいてくれるという安心感で、ホッとして泣いた。

サブスクの恩恵というべきか、弊害というべきか、スピッツ人気が過熱気味で、新規のお客さんが半分以上占めていて。
ご新規さんのおもてなしセトリかと思いきや、結構コアな曲もあって、アンコールは攻めてたし。
これほどのキャリアを持ってしても、そこまでするんかと思うと痺れて泣けた。

スピッツの曲って、初めて聴いた曲でも、なんか懐かしい気持ちになりますよね?
郷愁を誘うというか、ノスタルジーというか、センチメンタルというか。
日本人が一番揺さぶられる感情って、懐かしさなんじゃなかろうか?
楽しいとか嬉しいとかいう気持ちよりも、懐かしさ。

いわゆる名曲と言われているスピッツの曲、何曲もあるけれど、ロビンソン、チェリー、春の歌、優しいあの子、スピカ
ライブの余韻を反芻しながら色々考えてたら、なんと、わたくし、共通点を見つけてしまいました。
どれも始まりが、道なんです!

ロビンソンは、河原の道
チェリーは、曲がりくねった道
春の歌は、ぬかるむ道
優しいあの子は、暗い道
スピカは、この坂道
その道を進むと世界が広がって、その先に何かがあって何か感じるけど、はっきりは言わない、叙景詩から叙情詩に自然に流れる展開がまじ天才的で、聴く人の感情、懐かしいっていう気持ちが乗っかりやすい。

誰にでも思い出の道の一本や二本、必ずあるはずだから、知らず知らずのうちにその道を思い浮かべながら曲を聴いて、あっ、なんかこれ自分のことかも、とか思って、懐かしい気持ちになって、揺さぶられるて泣いてまう。
そういうことなんじゃなかろうか?

などと、今日も仕事しながら考えてました。
だって今、診療室のBGMがスピッツだから。(オルゴールですけど)
うちにもいたんですよ、silentからスピッツにハマるBGM担当のジャニヲタが。

そんなこんなで、サブスクを掘りながら、老若男女、今更ながら揺さぶられるまくってるんでしょう。
色褪せないどころか、輝き増してるし。
チケット取れなくなる訳だ。

でもですね、これからもずっとやってるからね。
って、リーダー言ってました。

若いファンが増えるのは、バンドにとっては喜ばしいことなんだろうけど、これだけは言いたい。
ロビンソンのイントロで手拍子すな!

スピッツの皆さんに願うことは、とにかく、身体に気をつけて、長く続けて欲しい。
それに尽きます。

ツアートラック


とかなんとか言いながら、私の現在のときめきpart1は尾崎さんな訳なんですけど。
まあそれはここ5年くらいの話。
歴で言えばマサムネさんの方が断然長くて、初めて買ったアルバムが空飛びだから、かれこれ30年は大波小波さざなみがありつつずっと好き。
そして今、6年ぶりくらいのビックウェーブが来てる気もする。

こっから超余談。

クリープハイプとスピッツって、接点無くて、真逆のベクトル向いてるイメージ?
いやいや、そんなことはなくて、クリープハイプはほそ道や新木場にも出てるし、ハチミツのトリビュートにも参加してる。
なので、少なくともマサムネさんは尾崎さんのことを気にしているはず。
「ロックンロールが降って来た日」でも尾崎さんのインタビューの飾ってない感じがすごく良いと言っていたし。
今思えば、マサムネさんのその言葉で、私も尾崎さんを意識し始めた気もする。
他の皆さんがほぼ洋楽に影響を受けているのに対し、尾崎さんがaikoと広末涼子について語っているのが、なんかすごく可愛かった。

尾崎さんの周りにも、松井大悟監督とかフラカンの圭介さんとかsumikaの片岡くんとかマイヘアの椎木さんと、がっつりスピッツと絡んでる人がたくさんいるのに、公式で尾崎さんがマサムネさんについて語ったことは一回もない。
はず。
私が知る限り。

それは何故かと聞かれたら
私の好きな男が二人して
あいみょんを愛し
あいみょんに愛された男
だということにいきつきましょうか。

あいみょんという磁場に向かって同じベクトルを向いているが故に、反発力が働いて、公式に絡みづらいということ?
何も言わな過ぎて、むしろ不自然。
つうか、嫉妬?
尾崎さんがマサムネさんに嫉妬とか、それはそれでたまらんし、実は裏で三人でめちゃくちゃ仲良かったら…複雑ではあるが、それはそれで萌える。

今後も、動向を見守る所存です。

#スピッツ
#SPITZ
#ひみつスタジオ
#ライブレポート

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