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とうとう、1月を居残りさせることはできなかった
ではまた明日、という挨拶をしながら
「あらもう明日から2月ですね」と
思わず声をあげてしまった。
1月は行く、
なんて飽きるほど聞いているけれど
やはり月の変わり目には
まざまざとその言葉を知る。
月日をつかまえることはできないから、
このまま足の早い2月も逃してしまうのだろうか。
いや、そうはさせるものか。
せめてその1日、1日を
手を取り仲良く
ある日にはにらめっこしながら
生きていることを感じたい。
さあ、どこからでもやってこい、2月。
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