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ロサンゼルス生活20日目

ロサンゼルスは今日も肌寒い。少し雨も降っている。

ロサンゼルスにやってきて20日が過ぎた。私の周囲は英語にあふれている。日々アルファベットを読み、拙い英語で人々と会話している。Duolingoというアプリで一日も欠かさずに勉強もしている。私の英語能力は少しはマシになったのだろうか。分からない。

本日は朝からお出かけ。携帯ショップに連れて行っていただいた。(みなさま、いつも色々なところに連れていっていただき、本当にありがとうございます。)私が日本から持ってきた携帯は、ほとんど携帯の意味をなしていない。自宅やwi-fiのあるスポットのみで活躍している。つまりはデータ通信ができないのだ。いや、できないわけではない。日本から出る時に超格安SIMに切り替えていたから、データ通信を使うと、とても高いので使わないのである。

アメリカではアメリカ用の携帯電話を買いましょう、というのが私と妻の共通見解であった。だがどうだろう。今の私に携帯電話が必要であろうか。今は働いているわけではないし、急ぎの連絡をする相手もいない。自宅にいる時間も長いから、連絡などはLINEなどを使えば問題ない。

だけどまぁ何が起きるか分かりませんしね。出先で急な事件に巻き込まれるかもしれませんし。それに携帯の料金明細がなにかの証明書として使える場合もあったりするらしく、まぁここは作っておきましょうと相成った。

サンタモニカの携帯ショップに妻とともに連れて行っていただく。おそらく日本でいうところのドコモショップみたいなところだと思う。連れて行っていただいたアメリカの方と英語の分かる私の妻が、店員さんとなにやら長いこと話している。そもそも英語があまり分からない私。そして契約という難しい話。私にはチンプンカンプンである。

別の店員さんが私に話しかけてきた。どうも近いうちに日本に旅行に行くらしい。その彼はアニメが好きらしい。京都とかに行く予定とのこと。「Will you go to Akihabara?」と聞いてみた。「なんだ、そこは?」というリアクションである。本当に彼はアニメ好きなのか。「Akihabara is very famous anime town」と教えてやった。彼はメモっていた。

そんなことをしているうちに契約関係の話は終わっていた。ここで買うと高いので家電量販店に行くことになったらしい。車に乗って量販店へ。きっと日本でいうところのヤマダ電機のようなところだろう。また店員さんと何やらお話をしている二人。その様子を眺めている私。機種が決まったようで支払いの段階に移っている。私には携帯に関するこだわりなど何もない。決めてくださったのであればこれ幸いである。対応をしてくださった店員さんの髪型が印象的であった。

量販店の後は銀行へ。また何やら話している二人と眺めている一人。銀行の入り口でもらった棒付きのキャンディを私は舐めていた。ここはきっと三菱UFJみたいなところだと考えていた。銀行での用事が終わったらしく、また携帯ショップに戻る。契約に移り、無事に完了した。

自宅に戻ると雨が降り始めた。新しい携帯で連れて行ってくださった方にお礼のメールを送った。拙い英語で。こちらに来てから人にお世話になりっぱなしである。さすがの私でもいつかこのご恩を返さなくてはという気持ちになっている。

Wonderfulという会社のピスタチオがうまい。食べ始めると止まらなくなってしまう。八街のピーナッツのようなものであろうか。私は千葉県の出身である。

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