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ロサンゼルス生活16日目

本日のロサンゼルスは暑い。今年は例年よりも寒いらしい。ついにロスが本気を出してきたのかもしれない。

朝から妻と一緒に郵便局に出かけた。よくわからないのだが、なにやら用事があったらしい。郵便局の何軒か隣に図書館があることは事前にリサーチしていた。図書館大好き人間の私である。意気揚々と郵便局の帰りに図書館に立ち寄った。

ロサンゼルスの図書館は基本的に誰でも利用が可能らしい。その場で本を読んだりしている分にはIDの提示なども不要。本を借りるためのカードを作るにしても、それほどハードルは高くないらしい。これは日本にいた時と同じように図書館を有効利用できるかもしれない。

日本の図書館は基本的に本のみを貸し出すところだと思うのだが、こちらの図書館はちょっと違うらしい。「Library of Things」というスローガンのもと、スポーツ用品、楽器、デジタル機器、家電、おもちゃなどが、お試しで借りられるらしい。更には年間を通して色々なイベントや教室も開かれている。また聞くところによると場所によっては、ツタヤカフェのような設えでかつ海沿いにあったりするようなところもあるらしい。すごいぞ、ロサンゼルスの図書館。存分に利用していこうではないか。

図書館には手塚治虫などの日本の漫画も置かれていた。もちろん英訳版だが。英語の学習には馴染みのある日本の漫画などもいいかもしれない。

午後からは自転車でお出かけ。サンタモニカカレッジまで。ここで英語が無料で勉強できるらしいのだ。Google Mapによると自宅から15分ほどらしい。気持ちのいいサイクリングの範囲内だ。意気揚々と自宅から飛び出す。すぐに暑くなった。気温はそんなに高くないのだ。おそらく摂氏25℃程度だろう。しかし日差しがとにかく強いのだ。この日差しが体温を上げ、体力を奪っていくのだ。

おおむね予想通りの時間でサンタモニカカレッジに到着。閑散としている。休館かとも思ったが電気は付いている。しばらくウロウロしていると男性に声をかけられた。多分「なにか困ってる?」とか、そういう感じのことを。もしかしたら怪しいやつだと思われたのかもしれない。「I want to study English」と伝えた。男性は事務所の場所を教えてくれた。

事務所に行き、またお姉さんに「I want to study English」と伝えた。バカのひとつ覚えである。何を言っているのかはさっぱりわからなかったが、とにかくお姉さんは理解してくれたようで、パンフレットのようなものをくれた。結局申し込みはWebのみらしいのだが、それはなんとなく最初からそんな気がしていた。それよりも自宅からの距離感や道の感じや混み具合、校舎の様子を確認したかったのだ。行ってみないとわからない。この場所としばらく付き合っていけそうかどうかは。

カレッジの敷地内でリスを見かけた。アメリカには野リスがたくさんいると聞いていた。初の野リスである。私はリスが好きだ。

夜は辛ラーメンを食べた。食べなれた食べものは、うまいを通り越して、落ち着きをもたらせてくれる。

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