[生活費月6700円]金と引き換えに失ったもの一覧[海外生活]

こんにちは

フィリピンのマニラで現地採用で手取り10万円で暮らしている元引きこもり職歴無しニートです。

現在は会社を実質クビになったので日本に帰ったら山奥でタイプ3人集めて自給自足の生活でもしようかなと思っています。

さて、手取り10万円のうち9万円以上を全て貯金にぶっこむという常人では考えられない奇行を半年以上行ったところ、大事なものを失っていたことに気づきました。
なぜ、半年以上経ってからかと言うと、この前の正月に実家がある日本に帰省し、忘れていた『普通』の感覚が突如身体中にイナズマの如く流れたからです。
言うなれば、デスノートを一度手放し、記憶をなくしてから再度ノートに触れた夜神月といったところでしょうか。。。
前に知り合いに『人間の生活できてます?』と言われ、その時はもちろん!と思ってましてが、今考えてみるともしかしたらできていなかったかもしれません。しかし、別に辛いとか思ったことは一度も無いです。

とまあ、現在も生活スタイル自体は変えずに、そこに少しの人間らしい要素を足すことで以前よりかは快適なキチガイ金貯めライフを送っています。
失ったモノ、そして無料で生活の質を上げるライフハックをお教えします。
この記事は低収入だけど異次元の貯金をしたい最底辺カスとそんなカスの生態に興味がある上級国民の皆様にも楽しめる記事となっているので最後まで見てください。

失ったモノ編

①人の心

たまにニュースになる無差別殺人の犯人とかっているじゃないです。
あれは自分の成れの果てだと思っています。
どこかで一歩でも間違えていたら自分も確実にあっち側の人間になっていました。
月の生活費6700円というのは人間が生活できる本当にギリギリの金額です。
別の記事で詳細を書いてありますが、趣味や娯楽費一切無しどころか、温水シャワーやクーラーも一切使わない、刑務所より酷い状態で暮らしています。
そういう確かに生きてはいけるけど確実に人間としての尊厳的なものは無くなります。
失うものがないんですね。そうなると本当にどうなってもいいと言いますか。
もちろん人に優しくとかできないし、とにかく気に入らないことばかり目に付きました。
幸せなことが生活を送る上で全く無いんですよ。
多分、オーラというか雰囲気もやばかったと思います。
街中にたまにいる[ヤバい奴]が纏う独特な空気感というか
元々の反骨精神の塊と逆張りガイジの気質がより高まりました。
目付きとかもガチえぐかったと思います。

②友達

私もフィリピンに来たばかりの頃は日本人の友達が欲しい!と思いましたが、住んでいる世界と価値観が違いすぎて無理だと早々に諦めました。
かといって、フィリピン人よりも低い生活水準で生活してる上に英語も全く話せないので現地人の友達もできませんでした。
失ったモノと言いましたが、これは最初から一人もいなかったですね。
人の心を無くしていたので、途中からもう友達が欲しいとも思わなかったです。

さて、ここからは私が無差別殺人にならなかったストッパー、自分の心の中にある大事な部分を紹介します

助けられたモノ

①家族、友達


フィリピンには一切いないですが、日本には普通に家族も友達もいます。
帰る所があるというのはまじで強いです。
何かあってもまあ日本帰ればいいやと思えばこっちでなんでもかんでも好き勝手できました。
日本の友達というのはもう何十年の付き合いで本当に信用できます。
こっちで出会うなんか胡散臭い身元のわからない人間とは違います。

友達家族は心のお守り的な存在ですが、ここからは実際にフィリピン生活中に物理的、精神的にかなり助けられたものを紹介します

②関係ない可愛い年下の女の子が頑張っている姿

めちゃくちゃ偏見かもしれないんですが、可愛い女は『飯』と言えば飯が出てくるそんな生活ができると思うんですよ
それなのに、我々の前に出てきてくれて高校生などの本来まだ守られるべき存在の子供が誹謗中傷等を浴びながらも一生懸命努力する姿を見せてくれるんです。これはマジで本当に凄いんですよ。
身も蓋もないことも言えば、可愛い女が可愛い服着て可愛い笑顔見せてくれて一生懸命歌って踊ってくれてるのが最高なんですよ。しかも、自分と一切関係が無い、裏とか本当の性格知らないからこそいいんですよ。
少女たちが切磋琢磨し、キラキラしているもう2度と無い一瞬を無料で見れるのは本当に凄いと思います。本来身内などの近しい人しか見れないものを何の関係の無い我々がタダで見ることができるんですから、感謝の気持ちしかないです。
フィリピン生活中、人の心を失った怪物を人間に戻してくれました。彼女たちの歌やダンスを見て明るくて楽しい気持ちになれました。

③お笑い


ひとくくりにお笑いとしましたが、特に東京ホテイソンのYoutubeと水曜日のダウンタウンです。
こんな生活をしていると本当に1週間一回も笑わないとかザラにあるんですよ。
そんな時に、飛び跳ねるほど笑わせてくれてた東京ホテイソン、膝から崩れ落ちるほど笑わせてくれた水曜日のダウンタウンには本当に感謝してます。心から笑わせてくれてありがとう。お笑いは人を救うということを身をもって実感しました。

④サウナとプール


コンドミニアムにあるサウナでガッツリ汗かいた後にプールでぷかぷか浮かぶのガチ気持ち良すぎて毎日やってます。
都会のど真ん中にあるプールで椰子の木が揺れている様を見ながらひたすら空を眺めるのえっぐい整います。
そのあとはプールサイドの椅子に寝っ転がり動画見るのがルーティンです。

⑤屋上


私のコンドミニアムは45回建で屋上があるんです。そこで何をするわけでもなく、好きな音楽聴きながらずっと景色を見てます。
普通に4時間ずっと屋上にいることとかあります。
しかも、うちのコンドは立地が神がかっているので、方向によって、海、山、湖、都会のビル群、空港といったバラエティに富んでいるので本当に見ていて飽きないです。
全然暑くない、人もいない、気持ちいい風が吹いてる中、好きな音楽流して、おやつ食べて、夕陽が落ちるのを見たあとは徐々に暗くなっていき夜景を見るのがこの世で一番幸せです。
実は一番救われたのはこの屋上での時間です。精神的に本当にやばいところまで来ていましたが、屋上に来るようになってから心のあり方が変わりました。なんか心に余裕を持てるようになれました。人は病んだ時は何か大きなものを見たり高いところを見るべきたと思います。ただ、本当に病んでいる人は高いところいったらそのまま飛び降りそうなんで気をつけてください。
いい意味でこのまま死んじゃいたいと思います。屋上にいると
もちろん全員ぶっ殺すまで死なねーがな!

最後に

なんでこんな生活やめなかったの?と思われるかもしれませんが、最初に言った通り、別にこの生活自体は全く苦じゃなかったからです。
辛いとか、帰りたいとか、死にたいとか思ったことは本当に一回もないです。
これも言いましたが、自分は反骨精神の塊、逆張りガイジなので追い込まれれば追い込まれるほど、自身の中のエネルギーが烈火の如く燃え上がります。
こんな生活しないでちゃんとした生活送れば良かったと後悔もしてません。
もし次フィリピンに来た時も同じような生活をしたいです。








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