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今更ながら幻日のヨハネを見たので感想を書いてみる

公式サイト

こんにちは、ラブライバーです。
ラブライブは、サンシャインまでガッツリハマって見ていたので、スピンオフアニメをやると聞いてずっと気になっておりました。(なぜかリアタイしなかったんですが…)
で、今回ライブイベントをやるらしいという事を聞いたので、いい機会だから見て見るかーって一気見したので感想を書いていきたいと思います。
ちなみにイベントのチケットはありません!

以下、ネタバレを多分に含みますので、まだ見てない方は読まないほうが良いです。



いきなり総評


ヨハネが主人公のアニメとして見るなら65点

サンシャインのスピンオフアニメとして見るなら45点

こんな感じでしょうか。 点数低いっすね…
いや、楽曲と作画は良かったんですよ。特に主題歌とOP映像はカッコよかったし、ED曲と映像も綺麗で余韻に浸れたし…
中途半端な5点は楽曲分の加点です。

たぶん、ヨハネ推しやAqours箱推しの人だったら多少は満足できたかもしれないですが、他の子の推しだったら、あまりにもヨハネ以外の扱いが小さすぎてビミョーに思ってしまうのではないでしょうか?

何がビミョーだったかというのを書き連ねてもあまり建設的ではないかと思いますが、とはいえ感想なので、主にモヤッとしたところを正直に書いていきたいと思います。ご容赦を。

作品のテーマは?

テーマというのは、何を伝えたいかです。
このアニメ、何を伝えたいかが分かりにくい

今までのラブライブ作品だったら、「ラブライブ優勝を目指して努力する少女たちの汗と涙と絆の物語」、みたいなのでサクッと言い表せるじゃないですか。(これはいま私がテキトーに考えたので「ちげーよ!」って思われる方がいるかも知れませんが、個人の感想なのでご容赦を。)

ヨハネの場合は、一言で言い表すのが難しい。
陰キャ引きこもりコミュ障のヨハネちゃんの成長物語なのか、異世界でAqoursのメンバーがわちゃわちゃする日常モノなのか、剣と魔法の異世界バトルファンタジーなのか…(剣要素はダイヤしか無かったけど)
色んな要素をブチ込んだ結果、何を伝えたいかが分からなくなっているように思えます。
ある程度テーマを絞らないと見ている人に伝わらないと思います。

で、ここで公式サイトのキャッチコピーを見てみます。

夢破れた出戻り少女の、歌と魔法と絆の物語。

てんこ盛り過ぎる…
とりあえず主役がヨハネということしか分かりませんね。
(魔法とかほとんど無かったでしょ…)

話が進むに連れて増えるハテナ

謎設定を出しておいて、その説明をせずに放置している事が多かったですね。
例えば、ルビィはなんで妖精モードと人間モードを行き来できるのか説明ってありましたっけ?
いや、9人で歌う時に妖精モードだと小さすぎて見えないからだと思うんですけど、テキトーでも良いからもっともらしい理由をつけてほしかったですね。(そもそも妖精なのに人間であるダイヤと姉妹である設定もよくわかんないぞ)

あと、あの杖って結局なんだったのか、なんでマークが現れるのか、そもそもあのマークは何なのかとかも説明なかったような気がします。
というか、あの杖マジでなんだったんだ…?
あってもなくても歌は歌えるやろ…

異変についても、結局よく分からなくて、マリの持ってる古文書にうっすらと伝承らしきものが書いてあるだけ。
それをヒントにAqoursメンバーが解明していくっていう方向に広げていけば良いのに、「とりあえずヨハネちゃんの歌が効くらしいよ。(知らんけど)」みたいなノリでなので、異変が再発したときの原因が誰にも分からない…(視聴者も含めて

物語の根幹に関わる部分の謎を説明せずに進んでいくので、ずっとモヤモヤを抱えたまま終盤に突入し、異変が消えたから良かったねって言われても、う〜ん…ってなってしまいました。

広げた風呂敷のたたみ方(伏線回収の仕方)

序盤は楽しく見れてたんですよ。風呂敷を広げるフェーズだったんで。
終盤のたたみ方があまりにも雑過ぎる
風呂敷をたたむフェーズに入ってから、思い出したように回想シーンを連発して、雑にたたみ始めたので頭の中がハテナだらけになってしまいました。
まじで女子会とかやってる場合じゃなかったのでは?

いや、女子会はやってても良いんですけど、それがストーリーの本質部分に絡んでこない。あってもなくても良い回だったのがビミョー過ぎるんですよ。
なくても良いは言いすぎた。キャラ同士が和気あいあいとする回はあったほうが良いですよね。ただでさえヨハネ以外の出番が少ないんだから。

女子会とか夏祭りのステージとかやりながら、その中で徐々に風呂敷をたたむための準備となるエピソードを盛り込んでいけばよかったのに、なんでヨハネとライラプス中心にしてしまったんでしょうね…?

雑にまとめ

ラブライブシリーズは、劇中で時間が経過してしまうため、どうしても高校3年間だけの活動という設定からは逃れられません。
Aqoursも劇場版で3年生の卒業というイベントを描いてしまった以上、続編を作る場合は時間軸や舞台を変えたスピンオフという形でしか出来ないわけです。
特に今作は4年ぶりのアニメなので、だからこそストーリー部分は多くの人が納得がいくものを出してほしかったなぁと思います。
(この記事を書く前にいくつか感想ブログを見たのですが、すこぶる評判悪かったです…)

主題歌は本当にカッコいいんですよね…

以上です。

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