30代・40代の金融教育への意識
以前このブログでは、新社会人の中で金融教育を受けたいと思っている人が多いことを書きました。
若者の金融教育への意識が高いことがわかりましたね!
では、私も含めたもっと上の年齢層はどうなのでしょう?今回は、30代・40代の金融リテラシーについて見てみましょう!
老後は『年金だけでは足りない』
30代や40代は現役バリバリの年齢層で結婚、子育て、昇進などお金に関わるライブイベント目白押しの世代です。
仕事も波に乗り始めてお金を稼ぐ事についてだけでなく、結婚や出産で家族にお金がかかるようになり、将来的なお金についてを初めて意識し始める年齢と言っても良いでしょう。
そんな30〜40代は、お金や投資についてどのように思っているのでしょう?
今回はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が2022年に行ったインターネット調査の結果をみていきます。この調査は30〜49歳までの男女1,000人に行ったもので、金融リテラシーに限らず、消費意識やお小遣い事情などお金に関する様々な質問がありました。
最初は老後のお金についてです。老後の生活資金についての意識調査では、『年金だけで十分だと思うか』という質問で、『十分だと思う』と回答した人はわずか6.6%で、『十分だと思わない』と回答した人が93.4%となり、圧倒的な差となりました。
やはり、収入が上がってきやすい年齢ではあれど支出がそれ以上に増える年齢層でもあるため、楽観視している人は少ないようです。
お金について学び直したい…!!
では、本題の金融教育についてみていきます。
調査の中では『お金について、学び直したいか』という質問をしています。
この質問に対して、『学び直したい』という回答は60.3%にも及びました!
性別と年齢別にみると、やはり女性の回答が多く、30代女性が69.2%で約7割の人が学び直したいと思っているようです!
ちなみに40代女性では62.4%と少しだけ下がりますが、それでも6割を超えています。
最も低かったのは40代男性で、学び直したいと回答した割合は50.8%でした。最も高かった30代女性と比較すると、約2割も差があることになります!
40代では家計を奥様に任せている男性も多く、ご自身で家庭全体のお金のことを認識されている方も多くないことが理由としてあるかもしれませんね。
年齢別にここまで差が出てくる結果というのも大変興味深いです。
学び直したい大人は多い!
いかがでしょうか?今回は30代・40代にクローズアップしてみましたが、やはり人生における様々なイベントを経験する世代とあって、お金について学びたいと思っている人が多いということがよくわかりましたね!
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