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優しさ

クリスマスも終わって、もう冬ですね。
どこもかしこも雪降ってるのに
私が今住んでる世界に雪が映らないのが不思議。

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「優しい人」と言われてすぐに思い浮かぶ人はいますか?
私はちらほらと浮かんできます。
優しいってすごく素敵な褒め言葉だと思っていました。

でも、「小さな親切大きなお世話」
という言葉もあるように
よかれと思ってやったことが
相手にとっては迷惑になってしまったり
ありがた迷惑だなと感じさせてしまうこともある

誰にでも優しいというのは
人間的には良いのでしょうが
ある人間たちからは八方美人とよばれ
媚を売ってるだの、嫌われたくないからだの

憶測でその人に悪い印象を持つ人もいる。

結局人の気持ちなんて本人しかわからないから
ほんとのことはわからない。

だけど、優しいということが
いい印象だけではないということを
最近感じました。

私は優しい人だねって言われるのが
心から嬉しかったけど

今はその優しいって言葉が少し怖くて
素直に受け取れなくなりました。

人から評価を受けるためにでもなく
見返りを求めるためにでもなく

自分がそうしてあげたい
少しでも力になりたいと思って
やったことも

きっと側から見たら
偽善だと思われているんだろうと。

その人の価値観だから
しょうがないことだとは思うし
気にしても仕方ないことだけど

それでも悲しくなってしまった。

私が大事にしてたものを
取られてしまったかのように
無くしてしまったかのように

小さな親切も
人によっては

迷惑になって

偽りだと言われ

不信感を持たれ

陰口を叩かれ

届かなければよかった言葉たちが
人伝に自分のところまで来てしまって

罪を犯してないのに
悪いことをした気分になって

理解してほしいわけではないけど
価値観の違いに
悲しくなって

人格を否定されたように思えた。

私は心が弱い人間だから
10の褒め言葉をもらっても
1のちくちく言葉を覚えていてしまう

10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ。

―(ユダヤ教の教え、『嫌われる勇気』より)

この言葉の通り、
自分のことを受け入れてくれる人もいれば
拒絶する人もいて
無関心な人もいる

誰からも嫌われない人なんていないということ
誰からも好かれない人もいないということ

ただその比率はその人の生き方で
変わってくるだろうから

みんなが平等に
好かれて嫌われているわけでもない

だからどうすればいいという正解はないが

嫌われることや批判的なことに対して
気にしすぎるのはつくづくやめたいと思う

好かれたいよりも
嫌われたくないということに
こだわっている人ほど

心が脆くて壊れやすいのだと思う

逆に好かれたいことに
こだわっている人ほど

プラスの事象を受け入れやすくて
強い心を育てていけるのだと思う

自分にとっての
10人のうちの2人のような存在の人を
大切にしていくことと
大切な人たちの10人のうちの2人のような存在になってあげたいと思う。

本来の優しさというものを
また取り戻せますように。

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あたたかくして寝てくださいね。

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