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自分のせい

人の笑い声、楽しそうな色の空間

自分だけ永遠に足枷がついたまま
ずーっとずーっとトンネルの中

たまに外の世界に出れて青空が広がっても

またトンネルの中

どんどんスピードは落ちてって
いつのまにか止まってしまう

何のために走ってるんだろう

何のために止まってるんだろう

何でここにいるんだろうって

ほんとにわけわかんなくなって
どうしようもない虚無感に襲われて

勝手に涙が溢れてきて

今まで見えていたものが
突然ボヤボヤと視力が落ちた世界のように
線や輪郭が見えなくなってきて

遠く遠くを必死にみようとすると
近くのものが何も見えなくなってしまう

今日を頑張れば十分って思えていた自分が
今日も頑張れなかったと責めてしまう自分に

みんな頑張っているのに
自分だけは頑張れてないって

夜が長くなってきて
美しい空の色が見れなくなって

自分の中にあるものとずっと戦い続けても
そいつはめちゃめちゃ反抗してくる

もう自分のことを信じられなくて

目標にしていたものは
きっと無理なんだろうってわかってきて

顔は笑ってても心は雨

誰にこんなの打ち明けようと
自分ですらわかってあげられないのに
わかってくれる人なんていなくて

もう限界なんだと

ずーっとずーっと耐えてきたけど
ここでいったんプツリと切れたかな

今しか一緒にできない人たちと

もう一緒の時間を過ごすことができないんだと

もう残された日数が決まってて
1日でも早く戻りたいのに

いつまで経っても戻れなくて

そして戻れる気もしない。

死ぬこと以外かすり傷っていうけど

もう心は死にそうなくらいボロボロで

脳みそや体は元気だけど
心はやっと生きてる状態

なんで自分だけ

みんなは戻っていくし
楽しそうにしているのに

なんで自分だけ
ずっと檻の中にいるんだろうって

そんなに日頃から悪いことしてるかな
そんなに今まで迷惑かけてきたかな
そんなに神様を怒らせたかな
そんなに幸せを味わっちゃいけないのかな

ずっと待ってると言われても

その時にはもう旅立つ人たちがいて

一緒の空間にはいられなくなるんだって

寂しいとかじゃなくて
追いてかないでって
突き放さないでって

毎日会えていた人たちに
会えなくなって

毎日笑わせてくれてた人たちが
いなくなってしまう

焦らないでって
慎重にって言われるほど

焦ってしまうし
大丈夫って嘘もついてしまう

今ある当たり前を
本当に失いたくないから

すごく噛み締めているつもりだけど

きっと全然大事にしていないんだと思う。

どうしたらいいかわかんなくて

それに気づいてくれた人にも
大丈夫だよって言ってしまう

嘘つき人間。

なんでこんなに上手くいかないことばかり

どこまで頑張り続ければ
神様はOKをだしてくれるんだろう

むしろ全然頑張れてないから
見てもくれてないんじゃないかな

今日ばかりは全くポジティブな言葉も
前向きな言葉も
ひとつもでてこない

文字にしたら落ち着くかなと思って
綴ってるけど

自分の悪いところだけが
沸々と込み上げてくる

大切な人を傷つけてしまったこと

日々の努力が足りないこと

自分にも人にも嘘をついてること

生きていることに感謝できないこと

ありがとうとごめんねを言えないこと

今の自分は本当に悪いことばかりしてる

殺人や盗みはしてなくても
自分の心を殺そうとして
自分のいい感情を盗もうとして

本当にひどい人間すぎる。

そりゃこんな人間には
神様は振り向きもしないや。

自分の中で反省しても
同じことの繰り返し

だからきっと罰を与えられてて

更生するまで、檻の中

そりゃそうか〜って。

元気ってどこから湧いてくるんだっけ

元気を出すってどうやるんだっけ

みんなが普通にできることも
私にはできなくなってしまって
そういうのもわからなくなってしまう

懸命に生きようとしてる人に
失礼なことをしている

明日を望んでいる人たちに
失礼なことをしている

助けてくれようとしてる人たちに
失礼なことをしている

自分がいちばん不幸だと思って
私よりも頑張っている人たちに
失礼なことをしている

だから報われないことが多くて
だからずっと苦しいままなんだって

全部自分のせいなのにさ

このまま眠ってしまって
そのままお星様になれればいいのに

そうしたら臓器を必要としてる人の
助けくらいにはなれる気がするな

自分にはそれくらいしか出来ないんだろうな

目から何から使えるもの全部
誰かの生きる力になるんだったら

全部差し出してあげたい

もう生まれ変わっても人間にはなりたくないな

こんなにこんなに生きることが下手くそな
人間になるくらいだったら

懸命に生きようとしてるものたちに
貴重ないのちをあげてほしい

きっと人生何回やっても
私はずっと下手くそにしか生きられないから

私のために泣いてくれる人がいるとしたら

それはもう奇跡というか
雷が自分に直撃するような
そんな確率の話

それくらい自分は
大切な人たちを大切にしてあげられてなくて
傷つけてしまっているんだと思う

どれだけ頑張っても
むりなことはあるし

どれだけ足掻いても
むりなことはある

むりなことでも本当にできる人は
自分を信じてあげていて
大切な人を大事にして
生きることに精一杯で
当たり前に感謝できる人

私はなんにも当てはまらないから

こんなに病み腐っていて
塞ぎ込んでしまって

本当にだめな人間すぎるな〜

こんな私を反面教師として
誰かの役に立てれば
それはそれでいいか

もういい人間ではないことに
変わりはないから

生まれた時からこういう運命だったんだって
逆らえないものだって
そろそろ素直に認めてあげようかな

そしたら少しは
自分のことを許してあげられるかな

私のことをここまで健康に
この世界に連れてきてくれた家族にも
ちゃんと感謝はし続けていよう

生まれた時には心臓が止まっていたけど
それでも無事に生きてられるのは

きっと神様がくれた
最初で最後のプレゼントなんだから

あとは自分で頑張りなさいってことで
きっとこんな人生なんだろうな

自分のために生きることが出来ないから

誰かのためになるように
生きてみようかな

誰かがやらないことを
気づかれないように

泣いてる人の
涙を拭ってあげられるように

苦しんでいる人の
そばにいてあげられるように

自分にしてあげられないことを
自分の大切な人たちにしてあげよう

そしたら私の生きてた時間が
誰かの記憶には残って

私の存在がなくなった後も
その人の中では
上手く生きてる自分でいられるから

その人の中の私は
幸せでいてほしいな

忘れてしまう記憶たちの中に
私の存在が1秒でも長く
幸せに生きていられますように。
その人にとって
いい記憶になれすように。

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暗い世界のお話で
すみません。

でも素直に書きたかったから
これが今の私の本音です。

明日もなんとか生きていられたら
また前向きなお話ができますように。


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