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ジャイアンツファンの独り言28

    巨人優勝おめでとうー。ジャイアンツは28日、広島戦(マツダ)に8-1で勝ち、4年ぶり48度目(1リーグ9度含む)のリーグ優勝を達成した。




    2年連続Bクラスからスタートした今シーズン。下馬評では阪神の連覇を予想する声が多く、巨人の優勝を挙げる評論家は少なかった。




    そんな中、新人の阿部監督は「やってやろうじゃねえか!」とキャンプで見返す発言を繰り返し、選手を鼓舞した。




    夏場まで大混戦だったセ・リーグ。勝負の分かれ目は9月だった。マツダの広島3連戦をスイープし、甲子園の阪神戦を0-1、1-0の僅少差スコアで乗り切った。




     優勝できたのは、昨年大きく負け越した広島、阪神と五分以上の戦いができたこと。「それが全てだと思う」(阿部監督)とも。




    選手個々に目を向ければ、何と言ってもエース・菅野の存在。15勝3敗とひとりで12個の貯金を作った。МVP級の活躍だ。




    野手では吉川。セカンドで好守を連発し、打っては2割8分を超える打率で、要所で打点を稼いだ。こちらもМVPをあげたいひとりだ。




    丸は春先から1番に座り、ナインを引っ張った。岡本は不動の4番として、3つのポジションをこなしながら、勝負所で活躍した。




    もうひとりのエース・戸郷は、阪神戦でノーヒットノーランを達成するなど、自己最多タイの12勝を挙げ、貫禄を見せた。




    シーズン半ばに現れたヘルナンデスは、停滞していた打線にカツを入れ、チーム浮上に貢献した。彼の負傷離脱後、抜擢された浅野は19歳とは思えない活躍ぶりで、ナインを刺激した。




    去年ブレイクした門脇は伸び悩み、ルーキーの泉口にショートのポジションを奪われた。しかし、後半立て直し、持ち前の守備で貢献した。




    キャッチャーは大城、岸田、小林の3人が、相手投手によって起用された。捕手出身の阿部監督らしい采配だった。




    中継ぎ陣ではバルドナード、ケラーの両外国人。大勢につなぐ重要なポジションを首尾よくこなした。高梨、船迫の存在も忘れられない。




    不振を極めた坂本は、限界説が流れ、引退を促すOBも現れたほど。しかし、2軍で体を鍛え直し、勝負所では存在感を見せた。




    以上ざっと見渡したが、ローテーションの一角を担った山﨑伊織や井上、グリフィンの働きも見逃せない。総力が充実していたから、ペナントを制することができたと言える。




    このあと、クライマックスシリーズ、日本シリーズと勝ち上がり、12年ぶりの日本一をぜひとも達成してもらいたい。頑張れジャイアンツ。









    




    

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