阪神ファン批判序説

    私は、阪神ファンが大嫌いである。



    本拠地・敵地にかかわらず、傍若無人に振る舞うあの態度。応援席から放たれる、聞くに堪えないヤジの数々。



    私は巨人ファンだが、同じ関西に住む人間として言いたい。「阪神ファンのみんな、あんたらは他球団のファンから、白い目で見られてるで。嫌われてるで。はよ気付きや」。



    いまに始まったことではないが、いつごろからだろうか、阪神ファンが醜悪化したのは。たぶん、9回2アウトから繰り広げられる「あとひとり」コールが始まった時分からではないか。



    「あとひとり」コールから、岩﨑・ゲラが崩れて、今シーズン3、4敗はしている。内心「ざまあみろ」である。



    私は、ファンはもちろん営業サイドにも腹が立つ。なにしろこの球団、地方遠征を極端に嫌う。ドル箱の甲子園球場で1試合でも多く、試合がしたいからだ。



    地方球場で試合をするのは、倉敷マスカットスタジアムただ1試合。当然観客動員は巨人を上回り、トップである。



    さらに、甲子園球場でもビジター応援席はわずかだけだ。あとは、大多数の阪神ファンのための座席を設けている。こんな商売にも嫌気がさす。



    昨年、38年ぶりの日本一になった。それに乗じてファンどもは、今年も優勝するのが当たり前と思っている。誕生して90年近い球団にもかかわらず、1度も連覇したことがないというていたらくぶりなのに。



    そんなファンの傲慢さも、鼻につく。私の知る限り、そんなファンほど、野球を知らない輩が多いのである。



    地上波から巨人戦が消え、マスコミの注目はいよいよ阪神に集まる。望むべくもなかろうが、阪神ファンにはもっと謙虚になってもらいたいものだ。



    



    



    



    

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