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#14 夫視点の''つわり''体験記


共働き夫婦である我が家。
奥さんの妊娠が分かり、喜んでいたのも束の間、
すぐに訪れた''つわり''がなかなかハードだった。
奥さんは仕事をしながらつわりに耐えなければいけない。
私は仕事をしながら家事全般、奥さんの介抱をした。
本人が1番大変なのはよく理解しているが、夫という立場であっても、予想以上につわりの大変さを思い知ったので忘れないように体験記を書く。

■妊娠6週目頃〜

検査薬を使って妊娠が発覚したのが妊娠4週間(1ヶ月)。
その2週間後、少しずつつわりの足音が近づいてきた。
この頃、産婦人科に行き、妊娠していると分かった。
胎児の心拍が確認できたのは7週目。
食べられるものが日に日に少なくなっていき、料理をしたり、食べ物を見たりするだけで気持ち悪い状態。
気力も無くなり、とにかく寝てたいらしい。
いちごなどのフルーツ類を中心に食べるようになった。
この頃はまだ、「妊娠前とはちょっと違うかも」という違和感というような段階。この状況が2週間ほど続く。

●奥さんの食事
・フルーツ類(いちご、柑橘系、バナナ)
・あっさりした麺類(うどん)
・雑炊、おかゆ
・野菜(ほうれん草、トマトなど)
・アイスクリーム
・葉酸サプリメント

●夫としてできたこと
・子育ての本を買って一緒に読む
・家事全般
・買い物
・休日家にいる

●夫ができなかったこと
・料理

■妊娠8週目頃〜

食欲不振、吐き気がかなり強くなってきた。
夜仕事から帰ってきたらご飯も食べられず、
身支度もなにもできずに寝るという日々。
夕方以降は吐き気がすごいらしい。
常に船酔いしている感覚とのこと。

●奥さんの食事
・フルーツ類
・アイスクリーム
・ポテトチップス
・コーンスープ
・じゃがりこ
・葉酸サプリメント

●夫としてできたこと
・子育ての本を買って一緒に読む
・家事全般
・買い物
・休日家にいる

●夫としてできなかったこと
・料理

■妊娠10週目頃〜

ちょうど年末年始期間と被ったので少し落ち着いた。けれど船酔いのような症状はまだ続く。体重が妊娠前と比べて4kg減った。
そして、私のことを臭い臭い言うようになった。

●奥さんの食事
・フルーツ類
・アイスクリーム
・ポテトチップス
・コーンスープ
・葉酸サプリメント

●夫としてできたこと
・家事全般
・買い物
・休日家にいる

●夫としてできなかったこと
・臭いと言われて傷つかないこと
・料理 


■妊娠12週目頃〜

ついにお医者さんからドクターストップがでて、
奥さんが3週間仕事をお休みすることになった。
食事もろくにとれず、体重は6kgくらい落ちてしまっていた。心身ともにズタボロという状態。
さすがに何も食べられないのはまずいという判断で通院したところ、丸一日点滴をすることになった。
私としては、一体これ以上私は何をすればこの状態が快方に向かうの…という状況。
もはや神頼みや時が過ぎるのを待つしか無かった。

●奥さんの食事
・フルーツ類
・じゃがりこ
・アイスクリーム

●夫としてできたこと
・家事全般
・買い物
・休日家にいる
・奥さんのサンドバッグ役
・奥さんの涙を拭く役

●夫としてできなかったこと
・料理

■妊娠15週目頃〜

少しずつ「ラーメン食べたい」やら「焼肉食べたい」など食欲が回復してきた様子。気持ち悪さも少しは残っているようだが、ベッドにいる時間は減ったし、食べられるもののレパートリーはだいぶ増えた。

●奥さんの食事
・ラーメン
・焼肉 etc.
※ナマモノ、辛いものなど妊婦さんが控えた方が良いもの以外は食べられる。

●夫としてできたこと
・奥さんができない家事
(お風呂掃除、トイレ掃除、皿洗い)
・つわりお疲れ様会(焼肉)

●夫としてできなかったこと
・料理


女性目線のつわり体験記は結構ありますが、男性目線の体験記ってあまりなくて心細かったので、いつかのだれかのために記録を残しておきます。
自分自身もつらいことはすぐ忘れちゃうので、こうして記録として残しておくことで、振り返れるようにしたいと思いました。
子どもが生まれる前も生まれた後も大変だと思いますが、引き続きがんばります🍰

(料理を一品作るところから)


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