見出し画像

売上をアップさせる方法

店を開店して数ヶ月後・・・

初月で25%アップに成功してからも毎月5%上昇し続けていた。
初めての店頭商売だったが毎日ずっと店に立っていると色々なものが見えてくる。

朝は、漁師さん達が魚を市場に水揚げをした後にお弁当を買いに来て、今日の水揚げは多いだ少ないだと大騒ぎしながら去っていく。夜勤明けの人達は、朝から胃に優しくないお弁当を躊躇なく頼む。

昼は、会社関係がメイン。工事現場の人たちは平らな容器の弁当ではなく、丼もの容器を頼むことが多い。なぜなら車の中で食べるので、持ちやすくい!ひっくり返さない!理由はそれだけ。事務職の人たちは案外少食でご飯は少なめでおかずが多いものを選択する。

夜は、家族関係がメイン。1件あたりの弁当数が多く肉か揚げ物。子連れのお母さん達がほとんどでサイドメニューなども多く注文される。

大事なことはお客さんか知ることですね。私の場合360日も店に入れば嫌でも顔や名前、注文するお弁当さえ覚えてしまいましたけど。気持ち悪いことに車の種類やナンバーですら・・・笑

覚醒しすぎたところもありますが、効率が上昇して提供スピードが格段に上がりました。後は常連さんへの対応ですね。常連さんは1週間の内5回は来店してくれる優秀な存在。年間にするととんでもない売上になります。私は常連さんが来ると調理場はファンタジスタ(もう1人の役員)やパートさんに任せ店頭に立って話をします。コロナなので長話はしませんが、レジ対応や簡単な世間話。会話が苦手な常連さんは挨拶程度。会話することができない(声が出せない)常連さんは、身体言語で!笑

なんとこれを繰り返すだけ。継続は力なり。チラシや広告は小さな町ではあまり役に立ちません。半額とかなら効果はありますけど・・・

ということで、媒体を通さず人から人というローカルな手段を使ってどんどん増やしていきます。
SNS等も使って集客という方法もありますが、田舎では全くと言っていいほど効果はありません。都会でやってください。

最終的には前任者の売上から約2倍まで伸ばすことに成功しました。原価率は相変わらず高いままで推移させてましたが、十分すぎる成果が出たと思います。

口コミはどの地域でも使える手段です。単純な方法こそ1番の売上をアップさせる手段ですね。

今日はここまでですね。子どもと遊びに行かねば!!では!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?