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外資転職前に知りたかった…頻度高めのカルチャーショック3つ

はじめに

あなたが日本の伝統的な企業から外資系企業への転職を考えているなら、入社後に体験する可能性の高いカルチャーショックについて知っておくべきでしょう。

給料の高さ、業務量の多さなどは外資系企業の特徴として有名ですが、実はそれ以外にも顕著な特徴がいくつかあります。

知っていればそれほど気になりませんが、知らないまま転職して、ショックを受けてしまう人もいます。

この記事ではあまり世間では語られない3つの特徴を解説します。

3つともそれぞれ長所でも短所でもありません。自分の感覚や考え方と合う場合は天国のように思えますし、合わない場合は一刻も早く転職をしたくなるでしょう。

こういった特徴が性格的に合わない人は、外資系企業への転職はストレスMAXになる可能性が高いので、やめておく方が無難です。

外資の特徴的な文化3つ

1. リスクと失敗への対応

外資系企業では、挑戦すること、すなわちリスクを取ることや失敗から学ぶことが一般的に奨励されます。これは、日本の企業でよく見られる、リスクを避けるべきものとする視点とは異なります。

この新たな視点は、あなたがより積極的に挑戦し、新しいことを学ぶ機会をもたらすというメリットがあります。

逆に言えば、失敗をしないように過去の事例をそのままなぞっているだけの業務は新たな価値を生んでいないとみなされ、同じことをしていても年々評価をされなくなっていくこともあります。

2. 人の出入り(入退社)の多さ

外資系企業では、新規採用、退職が年を通して頻繁に行われます。これは日本企業の一部で見られる新卒一括採用や終身雇用とは対照的です。

この環境は、新しい人々との出会いや新たな視点を提供し、背景の異なるどのような人とも結果を出すことを求められます。

しかし、外資系企業にいると、時にはいろいろな事情が重なり、たまたま自分の周りの人が次々と辞めてしまうというようなことにも直面します。

しばらくすれば慣れていくのですが、最初はかなり不安になったりします。

3. 担当業務の変更の少なさ

日本企業ではローテーション目的の人事異動が定期的に行われ、新しい部署や業務に挑戦する機会がありますが、外資系企業ではそのような異動が少ない場合が多いです。

これは、特定の専門領域を深く掘り下げ、専門スキルを磨く機会となるというメリットとなる一方で、業務の多様性や新たな挑戦の機会が限られることもあります。

まとめ

ここで述べたような特徴は外資系企業ではごく当たり前のことであるため、面接などで特に説明されることはまずないでしょう。

しかし社員が自分の考え方に合わない環境にいることは、自分にとっても、また、会社にとっても不幸なことです。

もし「こういう環境では絶対にムリ」と感じるのであれば外資系企業への転職は避けた方が良さそうです。

最後に

私は自身も4回の転職をし、キャリアアップしてきました。また、現職外資系企業の人事・経理責任執行役員という立場から見た、転職関連の情報を発信しています。

転職は情報戦です。フォローして継続的に情報を得て、ぜひともあなたの転職を成功させて下さい。

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