「Anti-bias の精神で、今までにない証券サービスを作りたい」業界経験20年以上のベテラン証券スペシャリスト
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「Anti-bias の精神で、今までにない証券サービスを作りたい」業界経験20年以上のベテラン証券スペシャリスト

こんにちは。Finatextホールディングス 広報担当、ミヤカワです。
Finatextグループのメンバーを紹介していく社員インタビュー、今回はスマートプラスの証券スペシャリスト、小幡さんにお話をうかがいました!

小幡 幸生 - 証券スペシャリスト
新卒で某中堅証券株式会社に入社し、営業やバックオフィス業務に17年間従事した後、某商社系証券株式会社にて証券事業の立ち上げに携わる。その後、別の証券株式会社や福祉系事業会社を経て、2017年、創業期の株式会社スマートプラスに入社。コミュニティ型スマホ投資サービス「STREAM(ストリーム)」の裏方として、業務部メンバーとともに証券業務全般を担う。
趣味は釣り、スキー、ダイビング。最近ハマっているのは渓流釣り(テンカラ)。

対面営業、業務システム、事業の立ち上げ……証券ビジネスのあらゆる面を経験

私が新卒で証券会社へ入社した頃は、バブル真っ只中でした。入社して3年半は個人のお客様を中心に株式や債券、投信の営業。その後、業務部システム課に異動し、新商品のリリースや制度変更に合わせて大手システム会社に対してシステム構築の交渉をしたり、当時はネットが普及していなかったので、各支店が遂行すべき業務をまとめた紙のマニュアルを作り、現場が円滑に動けるよう全国の支店へ出向いて説明や指導を行ったりしていました。

私のいたシステム課では業務が効率化されて、各支店と密に連携できていました。その点ではやりがいを感じていたのですが、バブルが崩壊した後、厳しいノルマを課せられ無理な営業をしている現場を変えることができない無力感が強くなっていき、新卒から17年間務めた会社を辞めて転職することにしました。

転職先は日系大手商社を親会社に持つ証券会社で、証券事業の立ち上げメンバーとしてほぼ一人で株式、信用、先物・オプションといった各取引の制度を作り、取次母店やシステム委託先と折衝を行って、約2年かけて立ち上げを成功させました。お客様の中にはそもそも証券に触れたことすらないという方が多かったので、そういう方にゼロから理解してもらうためのコミュニケーション力が養われましたね

一般的な証券会社では、証券に関わる部署が10~20個に分かれていますが、グローバルビジネスをリードする商社としてはスピーディに事業を立ち上げたいということで、当初はすべての業務が3~4個の部署に集約されていました。現場には親会社から出向してきた役員が多く、いきなり証券会社の業務を把握するのは難しい状況のため、部署間の割り振りがうまくいかない業務は全て私が引き受けていました。今思えば大変な環境ではありましたが、自らの手で立ち上げたばかりの事業を操縦するのはやりがいがありました。

「手数料ゼロ」というアイデアの衝撃。トップの熱意とCFOの緻密さに心が動いた

実は、証券会社からスマートプラスに転職するまでの間に、福祉系の会社でデイサービスの施設と保育園の立ち上げに携わっています。昔から福祉に個人的な興味があって、介護施設へも何回か足を運んでいたのですが、知り合いから特別養護老人ホームの設立を手伝ってくれないかと誘いを受けて、立ち上げメンバーとして入社したんです。証券会社とはまったく違う領域でしたが、いかに新規のお客様を獲得して役所に介護保険を請求するかを詰めていくところに別のやりがいを感じ、施設のスタッフやお客様と一緒に新しい老人ホームを作り上げることができました。

そして、立ち上げが一段落して「さてこの先どうしよう」と考え始めた矢先に、「証券を立ち上げようとしているベンチャーがある」とお話をいただいたのです。

それまでFinatextをまったく知らなかったし、そこが新たに証券会社を作るというのを聞いて、正直大丈夫かなと思いました。証券は膨大なお金がかかる割に儲からないのに、ベンチャーでよく証券会社を立てる勇気があるな、何をしたくて証券業界へ進出しようとしているんだろう、と。

その後、林さんを筆頭にFinatextのメンバーと2度3度とお会いしているうちに、今までとは違う証券会社を作ろうとしていることが徐々に分かってきました。そこで、私からも提案を出しながら、ダークプール (証券取引所を通さずに投資家の売買注文を証券会社の社内でつけあわせて約定させる取引)やSNSの活用、そして手数料ゼロというアイデアを固めていきました。特に、証券会社は手数料で食べているのに、それをゼロにしようという試みが衝撃的でしたね。何よりも、それを話しているトップの林さんから並々ならぬ熱量を感じました。その後、CFOの伊藤さんから詳細な事業説明を受けて、「熱く語る人」と「緻密に計算する人」の2トップが運営するFinatextグループの一員になりたいと思いました。自分のキャリアを振り返っても、新規事業を立ち上げてきた経験や、証券業務という確固たる土台を築いてきたことは全て活かせると確信し、入社を決めました。

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業務が次々と舞い込む中でも堅実なオペレーションを可能にするチームワーク

2017年にスマートプラスの創業期にジョインして以来、株取引機能やSNS機能を搭載した独自のコミュニティ型スマホ投資サービス「STREAM」をサポートしています。具体的には、例えば新商品がリリースされたり制度が変更されたりする際に、取次母店を経由してシステム委託先と交渉を行うといった証券業務全般を行っています。サービスや機能を追加したり改修したりする時はいつも、Webディレクターやエンジニアと膝を突き合わせてワイワイ議論しながら業務フローを変更していますね。スマートプラスほど人数的にも資本的にも小さい証券会社はないと思いますが、意思決定が早く、次から次へと新しい業務が舞い込んでくるので、忙しいながらもやりがいを実感しています。しかも、開発側に伝えたら良い商品がいち早くできるスピード感も、もともとtoCのアプリ開発から始まったFinatextグループならではです。

スマートプラスの業務部には私を含めて社員6名、派遣社員2名がいて、常にコミュニケーションをとって情報を共有し合っています。業務の特性上、各自が行っている業務が重要な事務処理に大きな影響を及ぼすので、綿密なやりとりはマスト。また、誰かが行った作業をダブルチェック、トリプルチェックして間違いのないようにしながら進めているので、1人がミスをしたら2人目がカバーするというチームワークができています。

部署の体を成してきたのはここ1年くらいなのですが、各自がストレスをためないように、環境づくりを一番意識しています。この業務フローがやりづらい、こうした方が良いというメンバーの声を拾ったら徹底的に見直して変えていく。また、メンバーから相談を受けたらとにかく聞くようにしていますね。人それぞれに考え方や背景があるので、私からは敢えて明確な回答を出さず、最終的に彼らが決断できるような提案をしています。新卒で入った会社の業務部に上司がおらず、ロールモデルが無いまま不安の中で部下を持つことになったり、他部署から飛んでくるクレームの盾になったりなど色々と経験した経験が今になって活されているかなと思います。

今後の課題としては、私がまだ経験したことのない業務でも新たに知識を吸収しながら業務フローを作って、メンバーが円滑に業務を遂行できるように努めたいです。また、業務部では手作業で行っている業務が多いため、オペレーションリスクをゼロにすることを目指して、システム化プロジェクトを3つほど立ち上げて改善を進めています。

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Finatextで活躍するのは、自分の「当たり前」を疑い、新しい挑戦ができる人

証券事業としては、BaaS(Brokerage as a Service)事業のプロジェクトに初期段階から入って、要件定義から業務を確立させていきたいですね。BaaSは、非金融事業者でも低コストかつ容易に導入できて、ターゲット顧客にカスタマイズしたサービスや機能をスピーディに実装できる次世代の証券プラットフォームです。小売業や製造業など、既に何十万人という顧客を持つ事業会社にとっては顧客のLTV向上が大きな経営課題になっており、彼らの本業と絡めやすい証券などの金融サービスに対する期待は大きい。これからDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいけば、BaaSへのニーズはさらに高まると思います。

このように、Finatextグループには新たな挑戦の機会が次々と入ってきていて、日々ものすごいスピードでプロジェクトや案件が動くため、チーム間や担当間での連携は常に課題です。自ら進んで状況をキャッチアップし、主体的に業務に関わる姿勢がとても大事です。

それなりに長いキャリアの中で事業の立ち上げをいくつか経験してきて思うのは、事業成長に欠かせないのは「人」だということ。特に、高い視座を持った人や専門的知識を持った人がいないと、事業は成長どころか成り立ちません。一夜漬けの知識・経験ではなく、その分野でキャリアを積んできた人を巻き込んで事業を推進していくことが重要です。その点、スマートプラスには証券のベテランが集まっており、次世代的なセンスで常に新しいことを考えているプロダクトマネージャーやエンジニアとのバランスが絶妙だと思います。

Finatextのカルチャーに合う人材は、大袈裟な表現かもしれませんが「革命を起こしてやる」という気概を持った人や、喜んで新しいことに挑戦する人ですね。他社から転職してきて「今までの会社はこうだったから、これが正しい」と前職のやり方にこだわる人がいますが、そういう既成概念に囚われた人はFinatextでは通用しないと言ってもいいでしょう。Finatextグループのプリンシプル(大切にしている価値観)の1つに「Anti-bias」というのがありますが、これは「お互いの専門性を尊重しつつも、『当たり前』を鵜呑みにせずに議論することが、本当の課題を見つけ新しい価値を生み出す近道である」という考え方です。せっかく新しい環境に来たのだから、今までの知識やノウハウを新しい挑戦に繋げて、私達と一緒に楽しんで欲しいと思っています。

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