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小学低学年に教えたいお金のこと。~お金を使う・買い物する~

 「お金がどこからきて、どこへ行くのか」という流れを意識した金融教育を目指しているフィナンシェの会。新年度のはじまり、ということもあって、小学校低学年の子どもにフォーカスし、どのように家庭でお金のことを教えるか、をまとめてみました。

買い物

 「金融教育」と聞くと、お金を稼げるようになる、騙されないようになる・・・等のイメージも出てくるかもしれません。しかし、本質的には、世の中の仕組みを知ることと、お金がどのように社会を巡り何が起こるのかを想像する力、を育むことが、重要なのではないでしょうか。

 そこで、低学年の子には、買い物というお金の使い方を通して、以下の2つの力を育んでほしいと考えました。

買い物_理想像1

 子どもにとって欲しいもので溢れる現代。欲しいと強く思って買った物でも、すぐに飽きたり、世の中のブームが去ってしまったり、ということはしばしば。すると、今度はまた別のものが欲しくなる…。
 そこで、まずは「本当に」欲しいものが何か、を何度も何度も考える力が必要になってきます。買って失敗することがあれば、それは学びになる。そんなスタンスで、見守ってみてはいかがでしょうか。
 表に書いた「ホシイカ?イルカ?」のゲームは、下記で説明しています。

買い物_理想像2

 これからは「買う」の基準にサステナビリティが加わる時代。そのため、感受性が豊かな低学年のうちに、世界でどのような課題が起きているのかを知り、その後の買い物で活かせるようにしたいものです。

 最近はSDGsに関連した絵本が増えているので、家で読み聞かせをして、身近な買い物のときに親子で絵本のことを思い出してみる、ということが大切だと思います。

 プラスチック問題についてはこちら絵本やのアイディアでまとめてます。


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