じゃがいもイベントを主催しました!
2023年2月18日(土)にじゃがいもイベント「吉祥寺イモタスカップ」を主催しました。
この記事は企画構想から準備、当日までの振り返りです。
年末に行われる創作TALKという活動報告の一環でもあります。
つまり自分用なのですが、ご興味がある方はどうぞ。
長いので適当に読み飛ばしてくださいね。
きっかけ
このイベント、通称イモタスカップはいくつかの要素が重なって、よしやってみっかと腰を上げるに至った。
①ジャガイモの人だという認識が周囲に広まった
ジャガイモについては特別な感情など一切抱くことなく大人になったのに
2018年の秋、大学時代の先輩の無茶振りによってジャガイモ擬人化小説を書くことになり、
資料を読みふけってにわか知識をつけ、方々に出向いて実際に60品種ほどを食べてみて、Twitterで芋研ゼミという仲間のつながりを構築した結果、「雲形ひじきはジャガイモの人」というブランディングがなされるようになった。
近頃は友人らと食事に行くと「この店、芋料理あるかなぁ」「あ、あったよ!頼む?全部頼む?」と心配され、ジャガイモを食べないと死に至ると思われているフシがある。
じゃがじゃがうるさいせいで、農学部出身なんですかお仕事農業関係なんですか?とやたら聞かれるようになったけど、農業の「の」の字もわからないド文系サラリーマンなんです。
芋研ゼミで書いた記事はこちら
2022年にはじゃがいも文芸アンソロジーを主宰した。
推し(=ジャガイモ)のアンソロを作った!
その時の話はこちら
ひじきはリーダーシップもカリスマ性もないのでイベントにしてもアンソロジーにしても主催なんてガラじゃないのだが、
んージャガイモならやってもいいかも
腰は軽い。
もちろん一緒にワイワイしてくれる仲間あってのことだが。
②花マル農園の食べ比べ会に参加した
花マル農園(Twitter@hanamarunoen)とは
ブドウマニアの少年Bさん(@raira21)
果物マニアのはたんきょーさん(@hatankyo1)
サツマイモマニアのてるてるさん(@teruterurururu_)
によって結成された農作物評論サークルである。
Twitterでその存在を知り、すげぇ人たちがいるなあと遠くから見ていたのだが
そのメンバーが2022年10月にリンゴの食べ比べ会をやるというので、勇気を振り絞って参加してみた。
あ、そうそうわたくしリンゴも好きなんですよ。
1年間に100品種以上食べるくらいは。
はたんきょーさんの足元にも及ばないので小声で言うようにしてるんですが。
で、ひとつひとつの品種解説を聞きながら50種類以上のリンゴを食べる楽しい体験をした。
資料で読んだやつだ!ってことでも、人の声で聞くとまた違うよね。
そこでお三方と面識ができた。
12月はサツマイモ50種の食べ比べ会が行われた。
芋は芋でもサツマイモの方は素人だが(いやジャガイモだって素人だが)、品種の話はどんな作物でもおもしろいのでキャッキャしながら参加した。
日常生活ではなかなか集められない品種を一度に比べられる楽しさは、
2022年7月山梨県小菅村で参加したNPO法人主催のローカルポテトサミットで知ったけど、
自分たちのようなアマチュアでもできるんだと身近に感じたのはこのリンゴとサツマイモでしたね。
で、年末には勧誘されて花マル農園のメンバーに加入した(……なんで?)
こうして花マル農園は果物担当2人・芋担当2人のサークルとなる。
ぴえええ、テレビにも出ちゃうようなメンバーの中で縮こまる実習生ひじきだよ!なんで、私が東大に!?
でも、まあ付いていくと楽しそうだから混ぜてもらえるのは嬉しい。
③ZINE FARM TOKYOに顔を出し続けていたら、なんかやらせてもらえた
ZINE FARM TOKYOは吉祥寺にあるリソグラフ印刷機が設置してあるZINEのお店である。
同人誌みたいなやつをZINEと呼ぶこともここで知ったのだが、
部活の部室のように居心地がいいので、ただただおしゃべりするためにオープン当初から高頻度で遊びに行っている。
人から聞いた話では、メンバーの中で私が一番足しげく通っているらしい。
で、2023年1月14日
店主とおしゃべりしていたらじゃがいも食べ比べイベントやりたいですねという話で盛り上がり、
2時間もしないうちに9割方企画内容が決まった。
こういうのは勢いで色々決めていくのが楽しいからね。あれは?こうしよう!と打てば響く感じできゃっきゃと紙にいろいろ書き出した。
店主はZINE FARM以外にも近隣にいくつか施設を所有しており、間借りカフェを運営しているのでそこを使わせてくれるという。
事前予約用の決済画面も作ってくれるとのこと。
予約制にしたいけど個人情報は預かりたくない私には嬉しい。
じゃあ、私はそれ以外の詳細を固めるぜ!
やったこと
・どうせ当日は想定外のことでばたつくんだから、せめて準備は思いつける範囲で抜けがないようにExcelのガントチャートでTO DOと期間と進捗を管理(仕事じゃねぇんだ真面目にやれ!)
・何㎏で何人分提供できるか手持ちのジャガイモでテスト
・比べて違いがわかりやすいようなジャガイモの品種を選定
・一番安くなる芋の仕入先の組み合わせを模索
・品種紹介画像の作成
・テイスティグシートの作成
・オーダーシートの作成
・提供のスタイルを決めて、100均で使い捨て容器を買ってきて店主とこれでいいかねとすり合わせ
・すでにある器具・什器と買い出しリストの洗い出し
・イベント名の決定
・告知記事の作成 こちら↓
・お手伝いスタッフの確保
・店主にリマインド連絡
・Twitterで宣伝
・知り合いに声をかけて勧誘
こんなもんかな。当日近くの準備は後述する。
イモタスカップで初頒布する同人誌「おいもをおいもとめてVol.2」も同時期に制作していたが、
まあ、これはたまたまタイミングがちょうどよかったというだけのことで、狙ったものではなかった。
どこの馬の骨かもわからないものが告知したところで、
どんな人がどのくらい来てくれるのか、もしかしたら誰も来ないのかも、それはわからなかったが、
当日のオペレーションでばたついて長時間お待たせしてしまうことがないように
時間入替3部制にして
提供量はお腹に合わせてS(各50g)とM(各80g)で選べるようにした。
告知後の反応
告知は早ければ早いほどいいとは思うんだけど、何しろ急に思いついた企画なもんで1月25日に告知スタート!
日頃からじゃがじゃがつぶやいてるので、
心優しいフォロワーがいいねだけでなくRTで拡散してくれた。
影響力のないアカウントの割にはインプレッションが3.8万表示とかになって、ありがたい~ありがたい~。
とりあえず1日1回は「 #イモタスカップ 」のタグをつけて宣伝っぽいツイートをすることにした。
同人誌イベントで鍛えた恥じらいなく宣伝する心の強さよ。
自分以外の人がイモタスカップって言葉にしてると照れくさくて嬉しいね。のぼり立つ煙のようにだんだんと具現化していくぞ!
1月25日に申し込みを開始して
2月2日までで8人
2月13日までで10人になり
2月17日に12人で確定
定員は会場のキャパシティに合わせて各回10人のマックス30人に設定していたけど
申し込み0もありえると思っていたよ。
期間中、決済画面が非表示になったチャンスロスタイムが発生してからは、日々開いて申し込み状況で店主に枠を調整してもらったりもした。
決済されたの個人情報を私は知り得ないが、知り合いが申し込んだよ!と教えてくれる数とだいたい一致するので
ほぼ友人の集まりであんまり緊張しないですみそうと安心したりする。
ひじきのゆかいなおともだち大集合!
もちろん、飛び込む勇気のあるはじめましての方も来てくれるといいなあとは思うけれど。
近くなってからの準備
ジャガイモ発注
2月5日にポチる
配送遅延を恐れたのと、試食をしたかったので早めに注文。
以前からたくさん品種の取り扱いがあるところで通販していたので、
あの品種はあそこにあるなと入手先に困ることはなかった。
発注した先のひとつが2月10~12日に新宿に催事で行くよーと急に言い出して、
おう、ついさっき送料かけて注文したのじゃが……と思ったが、それはわからないからね。
結局、イベント関係ない自分用のジャガイモを買いに新宿行ったんですけど苦笑
リソグラフでオーダーシートとテイスティングシートを印刷
2月11日
店主にマッシュポテトの試作品を持っていって、これでいいね、この情報が聞きたいとか最終確認をして、リソリソ
リソグラフを使うのはリンゴのフリーペーパーを作って以来2回目だが、芸術的に多色を重ねるわけじゃないので、もはやプリンタ代わりに気軽に使っている。
届いた芋でイメージ写真を作成
2月12日
今回登場する芋の集合写真と、カラフルポテトをマッシュして写真を撮る。
イベント告知記事に最初からこういうのがあると参加を検討する人もイメージしやすいと思ったんだが、初めてのイベントなので過去画像があるわけでもなくギリギリよ。
トッピングの材料や100均用具を調達
こういうお買い物は楽しいね。儲けるためにやるわけじゃないから、業務スーパーやカルディでついあれもこれも足していきたくなる。
玄関に積みあがりゆく荷物に、当日ひとりで運べるのか一抹の不安がよぎる。
名刺を作ってもらった
雲形ひじきさん、名刺、持ってなかったんだよねー。
なんだかここ1~2年で名刺をもらうばかりでなく渡したい機会も増えてきた。
そこで、同人誌の表紙デザインをお願いしているホシナヲキにご協力いただいた。
いっつも丸投げなんですが魅力的な提案をしてくれて
見てくださいよ。
実際にイベントで使う5品種のジャガイモの色・形をしているだけでなく、
リアルジャガイモから抽出した色素を水彩にして紙に落とし込んでるのよ。
すごすぎて意味が分からん!あげるのもったいない!
私リアルジャガイモを渡して、ジャガイモの特徴をコメントしただけである。
事前搬入
2月15日に什器の一部をZINE FARM TOKYOに持ち込む。
金剛力士像のような腕を複数持つ阿修羅像になっても1回じゃ足りないと悟ったから。非力!
前夜
関係あるようでないような感じだが、花マル農園のメンバー全員で学問バーを訪ね、植物育種にかかわるお話を聞きに行く。
イベントバーというのですかね。毎晩カウンターに立ってお話しするバーテンダーが変わるお店。そういうところでコンセプトを持ってイベントすることがこれからあるかもしれないから下見や予習もかねて。
東京農工大の学生さんによる対話授業形式で進んでいってわかりやすくて楽しかった~。
花マル農園の2人も大学で農業をやっているけど、
他のお客さんも農学部出身の人が多くて、釈迦に説法しなきゃいけないのやりづらそうだった笑
ひじきはおしゃべり得意じゃないし、イモタスカップは難しい質問をしないゆるふわな人が来ますように!(祈願)
って感じに、イベント前夜なのに夜更かししちゃった!
当日:オープン前
元気に目覚める。わくわくすっぞ。
芋7~8㎏と鍋2個などを引きずって家を出て汗だくになりながら朝9時に会場入り。
同人誌頒布イベントの搬入より重いよ!
店主とおしゃべりしながらシンクでじゃぶじゃぶと芋を洗い、
鍋で蒸す。
蒸すと、
ゆでるより時間はかかるけれど旨味が流出しなくて
レンチンより食感も良くて
食べ比べするには味の特徴が分かっていいと思ったんだよね。
店主は大量のジャガイモがだんだん可愛く見えてくる呪いにまんまとかかったもよう。
そう、かわいいんだよ!
蒸している間に、屋上に上っていい天気だなあと伸びをし
会場設営
まあ、カフェなんでおおよその形はあり、
物販コーナーを作るくらいだ。
蒸し上がった芋の皮をむいて(ぺろっと剥けてきもてぃーー!私の手は熱に強いらしい)
店主にマッシュさせる。
私の使っているマッシャーは友人にプレゼントされたものなのだが
使い勝手がめちゃめちゃいいので
店主が通販番組の如く感動していた。いいでしょ、それ。
11時に厨房スタッフの草群鶏(くさむらけい)さんがやってくる。
草群さんは数か月前から急接近した最近のお気に入りキャラクターだ(キャラクター言うな)
そばで見ている店主が「レシーブ、トスみたいな小気味よいテンポの会話」「おふたり最強コンビじゃないですか。テキパキ決めてなんでもできそうな気がしますよ」
って言うくらい気持ちよく過ごすことができる。
各所で社員にならないかと声を掛けられるくらい仕事のできる伝説のアルバイターみたいな草群さんが手伝ってくれなかったら……と思うとゾッとしますね。
イベント名決めるところからアイディア出ししてもらったし(連想する単語をがーっと書き出して並べて、キリンチャレンジカップみたいな言いやすいやつがいいよねと決まった)
作業もふんわり指示したらこういう感じねってちゃんと理解してくれるし
指示しなくても状況を見てやることがわかってて、進めてくれるの。
オープン前は店主と交代してマッシュしたり、
品種ごとにタッパーに移してくれたりカップに重さを計って芋を入れてもらった。
12時に物販スタッフの泡野瑤子さんがやってくる。
物販コーナーを整えてもらい、
カップの包装を剥いてもらいビニールに埋もれさせた。
そんなこんなであっという間に13時ですよ。
蒸す時間の読み的には5種類の芋の準備は間に合ったけれど、
おっかけ分が少し食い込んじゃったかな。
でもあの芋の山がきれいになくなったの、それだけで達成感!
当日:お客様来店!
13時の回
6名様ご来店(1名×4、2名×1)
しょっぱなから一番人数多いのかよ!
申し込み情報を知る店主に受付してもらって
お客さんにはオーダーシートを記入してもらう
トッピングとドリンク出しのオペレーションはバタつくだろうなあと予想はしていたが
どうしてもお待たせ時間が出ちゃいますね。
嫌な顔せず待っていただきありがとうございました!
2階の席について、
まずはそのまま芋そのものの味を味わってもらう。
そのあとは各自が選んだトッピングをあれこれかけて混ぜて試してもらった。
3名は私と顔見知りの人だったので「はい、ひじきさん!〇〇が~です!」と声を出してくれて、場が温まってくる。
この3人とも別々の場所で知り合ったんだけどね(なお、このうちの2人はイモタスカップのあとお酒を飲んで意気投合していた)
残り3名はTwitterでイモタスカップを知ってくれた人で、農学部の学生さんもいた。
初めて会ったお客さん同士でも
皆の声が届く規模のお店なので
「インカのひとみと砂糖が合う!」
「ほんと?やってみよう」
「農林1号と塩の素朴さがいい」
「マヨネーズはどれにでも合うな」
と情報を共有して盛り上がってくれて、私が先生みたいにひとりでぺらぺらしゃべらないといけないかなーと思っていたけどそんなことなくて(でもしゃべりたいことは適当にしゃべった)
よいぞよいぞ
私はその様子を見ながら1階と2階を行ったり来たり
1時間があっという間だった。
最後の方は食べきれるかタイムアタックの様相。
書いてもらったテイスティングシートを受け取り、名残惜しくお見送り。
14時の回
2名様ご来店(1名×2)
1人は知り合い、
もう1人ははじめまし……あ、おもしろ同人誌バザールに出てる人だ!
差し入れに月餅とフィナンシェをいただく。イベントって差し入れいただけるんだね。
トッピングオペレーションも自然に型ができた。
草群さんの勘の良さ、好きだよ(ああ、隙あらば草群さんを褒め称える歌になってしまう)
リスクマネジメント芋(洗ってみたら緑化してたり、コケて床にマッシュポテトをどしゃってぶちまける事故を予想し準備した芋。予備としてふかした)の管理と
裏方で一番大事な洗い物を任せておけたので、
お客さんとおしゃべりできた。
男爵薯の話とかね、ちゃんと話すと長くなるからどこまで語るか迷うね。
みんな真面目に芋と向き合ってくれて、感じ方や表現も様々で、見ているこっちがにこにこしてしまう。
15時の回
4名様ご来店(1名×1、3名×1)
気づいたら最後の回だよ~。
朝からアドレナリンでまくりで走り抜けてきたが、
4名とも何度も会ったことあるお客様ということもあり少し座ってまったり。
本日の衣装でも見てってよ
3回を通して、5品種中
味が濃くて甘い「インカのひとみ」に注目が集まるのは予想していたが、
「農林1号」がわりと話題に上がっていて意外だったなあ。
男爵薯の血を引くどこかで食べたことがあるような芋臭い感じ、私も好きだよ。
どの回もお客さん同士で会話が生まれて終始にぎやかだったのが、
店主も今後の食のイベントの可能性を感じたようだし、
私も大満足!なんだこれすごい楽しいな!
このとき裏ではスタッフにまかない芋を食べてもらい、
片付けも進めてもらう。マジ優秀。
私はといえば、会場の様子の写真を撮る暇がなかったのと(なので写真乞食をした結果がここの画像たちである。快くシェアしてもらえた)
結婚式の花嫁並みにご飯食べれなかった。朝ごはんしっかり食べてきたのと、イベント中はカロリー補給のドーナツを詰め込んだくらい。
お土産にタッパーいっぱいのまだらなマッシュポテトをもらったので翌日ひとりイモタスカップを開催した。
好評だったトッピング
みんなのテイスティングシートからご紹介〜
間違いないやつから意外なものまで!
・さやか+マヨネーズ+塩
・さやか+マヨネーズ+粉チーズ
・農林1号+食べるラー油
・農林1号+塩
・インカのひとみ+マヨネーズ
・インカのひとみ+砂糖+塩(複数回答)
・シャドークイーン+クラッシュナッツ
・シャドークイーン+マヨネーズ
・シャドークイーン+砂糖
・ノーザンルビー+マヨネーズ
マヨネーズ、強いな!ポテサラだもんな〜。
個人的にもマヨネーズや食べるラー油でしっかりした軸を作ってから、胡椒のアクセントやオニオンチップの旨みで肉付けしていく足し算が美味しくなるコツかなと思った。
オリーブオイルならガーリックを足すとか(アヒージョじゃねぇか)
意外だったのは砂糖にチャレンジした人がけっこういて好評だったこと。
普段やろうと思わないことを体験できる場となったのかな。
砂糖を混ぜるとね、不思議と塩気が引き立つんですよ。
改善点
はい!ネガティブな意味じゃなく次回以降を見据えた主催者側が感じた反省点のまとめでーす。
①定員の設定数の見直し(やらないとわかんないもんね〜)
②トレイ出しのもたつきの解消
(例:トッピングを選択制ではなく固定して事前にトレイセット)
③滞在時間は1時間より長い方がいい
④カップ当たりのグラム数を減らす
⑤テイスティングシートのデザイン変更
あとは
⑥オーダーシートにも名前を書いてもらう欄を作る
⑦食べるラー油はトレイと指が大変になっちゃうので提供するならやり方を工夫
⑧物販コーナーの説明時間の確保
(13時の回はしっかりやったけど、他の回は……というように説明にムラが出た)
⑨シートの並びとカップの並びの不一致解消
(テイスティングシートでは色別でまとめて並べたのだけど、
草群さんは写真見栄えがいいように色を混ぜてカップを並べてくれたので
そっちに合わせてシートを作るか、こう置いてねと指示を出すとお客さんが混乱せずに見分けられたな)
⑩オープン後は厨房スタッフがもう1人いると私が2階の接客に専念して捗る部分ある。初めての会場だったので、スペースの活用に見直せる部分も。最強アルバイタークサムラのおかげで事故なく回っちゃったんだけど!
楽しかったです!
17時には完全撤収し、スタッフとの打ち上げ。
肉が食べたかったのでニクタスカップを開催しました。
うめぇ、鶏も豚も牛も馬もうめぇ。
選べるソースもうめぇ。
ポテサラは自重したが、なんだかんだ揚げた芋は頼んでしまう。
お客さんとして来てくれた友人もそうだし、こうやってかまってもらえる友人がいることが幸せだ。持つべきものはってやつですな。
帰り道は、ジャガイモはなくなったものの2回に分けて搬入していた什器を全部一気に持って帰ったので、終業式の日の小学生みたいになりましたけど。腕がマッチョになっちゃうマッチョになっちゃう。
参加者の反応
SNSで感想呟けよな!なんておこがましくて一言も言ってないんですけど、イベント当日〜翌日に念のためエゴ・サーチかけたら見つけました!
ポッドキャストで結構長めにイモタスカップのことをお話してくれた方も。
ありがとうございます!反応があるのはやっぱり嬉しいです。
推しのアンソロを主宰し、
推しのオンリーイベントを開催し、
オタクとしての徳を積んでいると先日言われて、なるほど気づいたらそんな道に。
アンソロも、イベントも主催ってすっごく大変なんだろうなあと勝手なイメージに身構えていたが、
手の届く範囲でやる分には準備も当日も楽しいことしかなかったです。
そんな私のハイテンションが伝染して、参加してくれた人が楽しかったならなによりだし、参加できなかった人も楽しそうだから機会があれば行きたいなあと思ってもらえればさらによい。
で、次のじゃがいもイベントは
はやくも2023年3月26日(日)を予定しております(えっ)
場所は都内で検討中。
今度は花マル農園としての運営で
30種類くらい品種を集めて、一口ずつ食べ比べみたいな
ちょっとイモタスカップとは趣向が変わるかもしれないけど、
ジャガイモの品種は知ってみると意外と面白いので!
気になる方は予定を空けて雲形ひじきや花マル農園のTwitterをチェックしてみてくださいな。
ここまで長々とお読みいただきありがとうございました!
おつじゃが~。
体験レポート書いてもらいました!
今回の参加者であり、フリーライターの世津路章さんがイモタスカップの体験レポを書いてくださいました~。ありがとうございます。
会場の様子や「!」多めのテンションから、当日楽しんでいただいた感じが伝わってきます。
ぜひご覧ください。
サポートいただいた分は、美味しいものへと変身し、私のおなかに消えた後、文字になって出力されます。