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セカジャガ 第3回・アイルランド編
第3回はアイルランドにいたしましょう。
第3回といったって、どこからでも読めるのがセカジャガでございます。
アイルランドでじゃがいもと言えば、ピンとくる人もいるのかもしれない
ジャガイモ飢饉
じゃがいもはときに歴史を変えてしまう
Wikipediaより
ジャガイモ飢饉は、19世紀のアイルランドで主要食物のジャガイモが疫病により枯死したことで起こった飢饉を指す。アイルランドにおいては歴史を飢餓前と飢餓後に分けるほど決定的な影響を与えたため、"Great Famine"(大飢饉)と呼ばれている。この飢饉で、アイルランド人口の少なくとも20%が餓死および病死、10%から20%が国外へ移住した。また結婚や出産が激減し、最終的にはアイルランド島の総人口が、最盛期の半分にまで落ち込んだ。さらにアイルランド語話者の激減を始め、民族文化も壊滅的な打撃を受けた。
1品種のじゃがいもに頼りすぎたせいで
その芋に疫病が蔓延して不作になると
コレラやチフスよりも多くの死者が出てしまったのだ。
怖いね。
芋の病気と品種改良についてはまた、別途語っていきたいと思う。
タイムアタック
さて、セカジャガでアイルランドを選択すると
必要な調味料が
タイム
である。
アヒ・アマリージョ(セカジャガ第1回参照)よりはまだ聞いたことがあるぞ。
しかし
せっかくじゃがいもあるし、アイルランド料理でもしようかと思ったら、たいていの料理に「タイム2〜3枝」って書いてあって、今から探して買えるのか?夕食がアイリッシュになるかどうかのタイムアタック始まる。
— かまこやもり🥔雲形ひじき🍎フィナンシェヤクザ (@kmkymr) May 17, 2020
ハーブとかスパイスとか
そんなおしゃれなもん、うちにあるかーい
という時期であった(今は諸事情あってチョットある)
結局
限られた時間の中、近所の店では生タイムの姿を見ることはなく
瓶に入った乾燥タイム(乾燥大麻みたいに言わない)で代用することにした。
独特な風味のする草ですな。
パセリもあると良い。ただのせるだけでお店っぽくなる。
①アイリッシュシチュー(ラム肉とじゃがいものシチュー)
【アイリッシュシチュー】味付けが塩こしょうとシンプルで、個人的にもうちょっと旨味がほしいけどこういうものなんでしょうね。多めに作って数日間じゃがいもに味を染み込ませていく家庭料理らしい。こちらもタイムとパセリ活躍。#セカジャガ pic.twitter.com/J2NJasVfes
— かまこやもり🥔雲形ひじき🍎フィナンシェヤクザ (@kmkymr) May 18, 2020
②コテージパイ(羊飼いのパイの豚肉版)
【コテージパイ】もしこれが合い挽きじゃなくて羊肉だったら羊飼いのパイことシェパーズパイだった。タイムとパセリを買ったらね、しばらくアイルランド料理を作る羽目になるんですよ!これにてアイリッシュフェアは一段落。#セカジャガ pic.twitter.com/xSuziXXauB
— かまこやもり🥔雲形ひじき🍎フィナンシェヤクザ (@kmkymr) May 21, 2020
③ダブリンコドル(アイリッシュ風じゃがいもとソーセージの煮込み)
【ダブリンコドル】(アイルランド)ダブリンはアイルランドの首都、コドルは「とろ火で煮る」これ林檎も一緒に煮るんですが、全然違和感感じないくらい溶け込むの。タイムは乾燥でも風味満点。#セカジャガ pic.twitter.com/wz02jbqenY
— かまこやもり🥔雲形ひじき🍎フィナンシェヤクザ (@kmkymr) May 17, 2020
④フィッシュチャウダー(魚のスープ)
【フィッシュチャウダー】鮭と芋のスープ。アイルランド料理はちょっと旨味やこくを出すと私の口に合うと学んだのでアレンジしちゃう。
— かまこやもり🥔雲形ひじき🍎フィナンシェヤクザ (@kmkymr) July 19, 2020
使用したのはアンデスレッド。#セカジャガ pic.twitter.com/yqNBxUe5Ms
味付けが基本的に塩コショウなので
レシピどおり作るとスープ系は個人的にもうちょっと旨味が欲しい。
と、アイリッシュシチューで悟ったのでその後はコンソメなどで勝手にアレンジした。
イモで覚える英単語
【芋で覚える英語】
— かまこやもり🥔雲形ひじき🍎フィナンシェヤクザ (@kmkymr) June 20, 2020
Waxy ワクシー=メークイン系のしっとりタイプ
Floury フラワリー=男爵系のホクホクタイプ
ヨーロッパはWaxyタイプが多いが、アイルランドはFlouryの需要が高い。
アイルランドでじゃがいも飢饉が起こらなかったら、アメリカに移住せず男爵も日本まで広がってなかったかも。 pic.twitter.com/P22qdWIci9
アイルランドはヨーロッパの中では珍しくホクホク系が好きなんだそうだ。
いまでもじゃがいもは国民食として、店で注文する料理にはマッシュポテトやフライドポテトがたくさん添えられる。
フィッシュアンドチップスの専門店も多いらしい。
それどころかテーマパークもあるらしい。え、行きたいな、それ。
セカジャガ バックナンバー
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