セカジャガ 第2回・ベラルーシ編
おいおい、いきなりベラルーシかよ
……と思われた方もいるだろう。
だいたいベラルーシって、えっと国?どこやねん?
と、私もじゃがいもにハマる前は思っていた。
むしろ地理に疎いので国名自体をたぶん知らなかった。
今は大統領選のニュースでちらりと目に入るかもしれない。
Wikipediaより
ベラルーシ共和国(ベラルーシきょうわこく)、通称ベラルーシは、東ヨーロッパに位置する共和制国家。日本語では白ロシア(はくロシア)とも呼ばれる。東にロシア連邦、南にウクライナ、西にポーランド、北西にリトアニア、ラトビアと国境を接する、世界最北の内陸国である。首都はミンスク。ソビエト連邦から独立した。
ということで、地域的に料理はロシアとけっこうかぶる。
ちなみにセカジャガの公式テキスト
「世界のじゃがいも料理:南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ」
ではベラルーシのページはあってもロシアはない。
なんでそんなマイナーな国ベラルーシを押すのか?
めちゃめちゃじゃがいもを食べるからだよ!!!
何を隠そう世界で一番じゃがいもを消費する国なのだ。
年間1人あたりのじゃがいも消費量、ベラルーシは約170kg
ちなみに、日本は20kgくらい、世界平均33kgよりも下
もっとがんばりましょう
しっかしベラルーシの人、もうじゃがいも人じゃん
じゃがいもが主食たりえるというのがよくわかると思う。
ミンスクの台所
じゃがいものことを調べていくうちに、じゃがいものパンケーキ「ドラニキ」と言うものがあることを知る。
……むくつけき猫型ロボットが想像される
それは六本木にある「ミンスクの台所」という店で食べられるらしい。
行きました。
2019年4月と5月で、2回行きました。
もともとどんな国のごはんも割と抵抗なく食べられる質なので、珍しい国の料理があれば試してみたくなる。
ドラニキ
以外にも、
ズラズイ(ドラニキとは製法が違うじゃがいもパンケーキ)
毛皮のコートを着たニシン(ニシンとビーツのサラダ)
ボルシチ(ビーツのスープ)
ゴルショク(ポルチーニ茸の壺焼き)
キエフ風チキンカツレツ
マチャンカ(豚肉のサワークリーム煮、クレープ付)
おばあちゃんのロールキャベツ
シャルロトカ(アップルケーキ)
ホヴォロスト(揚げクッキー)
怠け者のヴァレニキ
カッテージチーズのクレープ巻き
どれもおいしかった上に、運がよければバラライカとアコーディオンのライブも聞けるので
気になる方はぜひ訪れてほしい。
ミンスクの台所
http://restaurant-minsk.tokyo/
いやお前が作れ
はい、作りました。
今のところ4品
①オリヴィエ・サラダ(ロシア風ポテトサラダ)
②ズラズイ(じゃがいもとレバーのピロシキ)
③ドラニキ(じゃがいものパンケーキ)
④セリョートカ・ポド・シューボイ(毛皮のコートを着たニシン)
これはニシンの酢漬けの確保にちょっと手間取った上、2回も作ってしまった。
ばえるわー芋スタグラムがはかどっちゃうわー
おまけに
⑤ボルシチ
おりしも、Twitterでポテサラおじさんが話題だったのでポテサラの元祖とされるオリヴィエ・サラダを作ロチカというモチベーションが上がりましたね(なぜ)
時事ネタにかこつけてすかさず
ポテトサラダについて語るのが芋研ゼミ
じゃがいものおかげでベラルーシという国(のごはん)を知ったのだった。
……芋研ゼミの記事こんな感じで進めて大丈夫でしょうか(このマガジン、シネマ芋先輩との共同編集なのである)
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