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相続。その危険性と現実
凄惨な事件の背景
青森県六戸町。にんにくの生産が盛んなこの町で凄惨な事件がおこりました。
全国ニュースにもなり報道陣が連日詰めかけていた。私が住む町の隣町です。
以前からよく聞く相続のトラブル。
相談を受けたときには手が付けられない状態の案件ばかりでした。
そしてとうとう殺人事件がおきました。
一家4人と容疑者の5名が死亡し、灯油がまかれた家は全焼。幼い子供まで亡くなった事件でした。
相続と聞いて「うちには関係ない」とか「財産がないから」と言う人も多いですが、前よりもずっと身近な問題になってきています。
相続の準備をするということ
相続の準備をしたほうがいいというと怪訝そうな顔をしたり、縁起でもないと言う方がいますが、準備をしないままこの世を去ることがどれだけまわりに迷惑をかけ、みっともないことかということを理解していない方もいらっしゃいます。
みなさん。必ず亡くなりますよね。
いつですか?
明日かもしれないし、10年後かもしれない。
考えられることは考えておかれたほうがいいです。身の回りも定期的にすっきり片付けておけば慌てないですみますので。
やっかいな田畑の相続
この地方は農業が盛んなので田畑を持っている人がほとんどです。そして何代もなんとなく使ってる状態です。
高齢化になり田畑を売るまたは貸すとなった時登記書をはじめて見るわけです。
今までトラブルがなかったのが奇跡のようですがここからはさらに大変です。地方各国にちらばった相続人全員の承認がいります。
ただではまず無理ですが、いくらか支払ってもうんと言わない人が必ず一人くらいいます。
そのうちに面倒になってそのまま…というのが東北には多いような気がします。
どのようにするか現時点で決めておく
手っ取り早いのは「自筆遺言書」です。
以前は書いても家族に開けられたりして無効になるケースも多々あったようですか、
法務局による保管制度が始まりました。
書式や紙の指定はありますか、50年電子データで預かってくれるという優れもの。
申請料は3900円と国の機関なので安いですし、書き直しも簡単にできます。
まとめ
どんな人でも大切なものや人がひとつくらいありますよね。それをだれに託すのかお願いするのかくらい決めておいたほうがいいかもしれませんね。この制度は国のわりにはしっかりしたシステムになっています。
当社でも対策をお作りしています。
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