巣を取り除いても帰ってくる!戻りバチを見つけたときの対処法と予防法
蜂の巣を駆除しても、また蜂が飛んでいる。
巣の駆除後に戻ってくる蜂を戻りバチと言います。
再び巣を作ってしまうのではないか、
駆除したほうがいいのかと心配になることもあるでしょう。
今回は、戻りバチがやってくる理由や対処法をご紹介していきます。
■戻りバチが戻る理由は帰巣本能
蜂の巣を駆除して取り除いたはずなのに、
同じような場所に蜂がやってくるのはなぜでしょう?
実は、蜂は巣から出ても
元の巣の位置に戻れる「帰巣本能」を持っています。
巣と蜂をすべて駆除したつもりでも、
以下のような場合に蜂を逃していた可能性があります。
餌を取りに巣の外に出ていた
駆除スプレーが掛からず逃げられた
巣の引越し中で、新しい巣に移動していた
これらの戻りバチは、巣が無くなって興奮していることがあります。
大きな声や動きが蜂を刺激して刺されてしまうこともあるので、
見つけたら静かにその場を離れましょう。
■戻りバチを見つけたときの対処法
巣のあった場所で飛び回る戻りバチ。
また巣を作り出すのではないかと気になってしまいますね。
戻りバチは何日くらいでいなくなるのか、
どうしたらいいのかをお伝えします。
▽対処法①:いなくなるまで放置
巣を駆除してから1週間ほどは、
戻りバチが巣のあった場所付近を飛び回ります。
気づいたら蜂を見かけなくなったということも多いため、
危害が及ばないような場所ならば、
自然にいなくなるのを待つという方法もあります。
▽対処法②:いなくならないときは駆除を依頼
戻りバチがなかなかいなくならない場合は、
再び巣を作り始めることがあります。
とくに注意したいのは4~5月。
この時期の戻りバチは、新しい巣を作ろうとしていた
女王バチの可能性もあります。
作りかけの巣を失った女王バチは、
再び新しい巣を作り働きバチと共に巣を大きくするかもしれないので、
戻ってきているうちに駆除するほうがいいでしょう。
また、7~8月の戻りバチも再び巣を作る可能性があります。
この時期のスズメバチは巣の引越しをすることがあり、
駆除したときに複数の蜂が巣を離れている場合があります。
戻ってきた蜂たちは、再び引越し用の巣を作り出す危険性があるのです。
戻りバチが複数いる場合や、なかなかいなくならない場合には、
新しい巣を作り出す前に駆除することをおすすめします。
■戻りバチを予防する方法
蜂が戻ってきて巣を作ってしまう場合、
その場所が蜂にとって都合のいい場所なのかもしれません。
スズメバチやアシナガバチは、同じ巣を翌年も使うことはありません。
けれども、蜂の好む条件が揃っていると、
何度もその周囲に蜂の巣を作られてしまうことがあります。
蜂が好む場所とはどんな場所なのか、
蜂が来ないようにあらかじめしておける対策についてご紹介します。
▽なぜ同じ場所に作るの?蜂に都合がいい場所の条件
蜂が巣を作りやすい場所の条件は次のようなものです。
エサが豊富にある
雨風から巣を守れる
敵に見つかりにくい
巣を作っていた場所が軒先、木の枝などの場合は条件にあった環境といえるので、再び巣を作られる可能性が高いでしょう。
▽戻りバチにを寄せつけないための対策
戻りバチに再び巣を作られないためには、
殺虫スプレーや虫除け剤を巣があった周辺スプレーしておくと効果的です。
また、巣のあった場所の周辺を整理して風通しを良くしたり、
木酢液(木酢液)やハッカ油など
蜂が嫌いなにおいをスプレーしておくのも効果的です。
【蜂に好まれない環境づくり】
住みづらい環境に変える(虫を駆除する・風通しを良くする)
虫除けスプレーや殺虫剤をスプレーしておく
木酢液(もくさくえき)やハッカ油など、蜂の嫌うにおいを付けておく
いままでに何度も巣を作られていた人も、
暖かくなる前にこれらの対策をしておけば、
蜂が近寄らず刺される心配が減るかもしれません。
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