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就労移行支援事業所の選び方☝

就労移行支援事業所へ通所をお考えの方、
以下のことで悩まれてはいませんか?

①「就労移行支援事業所はどうやって探せばよい?」
②「就労移行支援事業所の選び方がわからない」
③「就労移行支援を受けているけれど、自分に合っていない気がする」
④「就労移行支援事業所に通うまでのプロセスを知りたい」

それでは今日は、就労支援事業所の選び方を解説いたします☝


■就労移行支援とは?

まずはじめに、就労移行支援とは何かというと、、、

一般企業への就職を検討している病気や障害をもつ方に対して
障害者総合支援法に基づいて行われるサービス。

国で定めらた基準を満たした
「就労移行支援事業所」が支援の主体となっており、
事業所によって異なる内容の支援を行っております。

基本的には、後述するように、生活習慣改善のサポートや、
専門スキルの講習、就職活動の支援などが主な内容です。

中には、就職後の職場定着支援などを併せて行っている事業所もあります。

①利用者対象の基本的な条件

就労移行支援を受けるには、原則として、
以下の3つの条件を満たす必要があります。

①原則18歳から65歳未満であること
②一般企業への就職または仕事での独立を希望していること
③精神障害、発達障害、身体障害、知的障害や難病を抱えていること

対象となる障害や難病は順次見直しが行われ、
2020年8月現在、その数は361疾病にのぼります。

②申請に必要な物

就労移行支援の申請に必要なものは、原則として、以下の2点です。

①専門医による診断書
②障害者福祉サービス受給者証

診断書の発行までには、数回以上の通院を要する場合がありますので、
申請を考えている方は早めに専門医へご相談されることをオススメします。

そして、障害者福祉サービス受給者証は、
市区町村役場の担当窓口で発行されます。

受給者証の詳細について知りたい方は、
お住いの地域の市区町村役場に問い合わせるようにしましょう。

なお、障害者手帳は必須ではありません。

③主な支援内容

就労移行支援の主な支援内容は、以下の5つです。

①生活習慣改善のサポート
②メンタル面のケア
③ビジネスマナーやスキルの講習
④実際の就職活動の支援
⑤職場定着支援
定期的な面談などを通じて、
生活習慣やメンタル面のケアが行われます。

講習では働く上で必要なビジネスマナーや
パソコン操作などを学ぶことができます。

④利用料

就労移行支援の利用料は、「最低0円から」となっています。
仮に負担が生じたとしても「月額で最大37,200円」です。

⑤利用可能期間

利用可能期間は、最長で24か月です。
就職先が決まり、利用を終えるまでの期間は人それぞれで異なります。

もし、体調が安定せずに、休みを挟みながら通ったとしても、
比較的安心して通い続けられる期間と言えるでしょう。

まずは生活習慣や体調を整えて、
自己管理を学ぶところから始めたいという方は、
支援員と相談の上、長期的な計画を立てることも可能です。

■就労移行支援事業所の探し方

それでは、就労移行支援事業所をどうやって探せばよいのでしょうか?
「あなたに合った就労移行支援事業所」を
見つけるポイントを解説する前に、
まずは探し方の選択肢を知っておくことが大切です。
この章では、探し方として、3つの方法を紹介します。

①就労移行支援事業所の情報を集めた検索サイト

インターネット上で「就労移行支援事業所 検索」などのキーワードで検索すると、全国各地の就労移行支援事業所の情報を集めた検索サイトが見つかります。

例えば、公益財団法人東京都福祉保健財団が運営する
「福ナビ とうきょう福祉ナビゲーション」は、その検索サイトの一つです。

障害種別、所在地や沿線ごとなど、
様々な項目で事業所を絞り込むこともできますので、
あなたが通いやすい事業所を効率的に見つけるための手段の一つとして有効でしょう。

②お住まいの自治体への相談

就労移行支援に限らず、福祉サービスの窓口は、
基本的には自治体の障害福祉担当課となっています。

お住まいの自治体に相談すれば、事業所を探すだけでなく、
必要な手続きや、先述した「障害者福祉サービス受給者証」の発行など、
幅広いサポートを得られるはずです。

検索サイトの情報だけではなく、詳しい人に相談しながら疑問を解決したいという人は、自治体に相談するのがよいでしょう。

③専門機関への相談

就労移行支援と連携しながら、
病気や障害に悩む方向けの福祉サービスを行っている専門機関も多数あります。

主な公的な機関としては、以下が挙げられます。

・障害者就業・生活支援センター
・障害者職業センター
・障害者相談支援事業所
・ハローワークなど
上記の機関では、就労移行支援に関する相談だけでなく、
その機関自体が生活面のケアやサポート、職業訓練などを実施しています。

就労移行支援と並行して利用することも可能ですので、
興味のある方は問い合わせてみてください。

■まとめ

いかがでしたか?
突き詰めて考えていくとそこの事業所の定着率だとか、
まだまだ調べなければいけないことが多いですよね…

--------------------------------------------------------------------------------------より豊かに、当たり前に人生を楽しめるように。
利用者様の一人ひとりの成長をサポートします。


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