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『日本株をやってみよう! その4  株式投資で儲かるケース 前編: ぬか喜び益とスペイン代表』



株式投資で儲かるケースは3つある。
それぞれ何でしょうか?

ちょっと考えていただけますでしょうか。

・・・ (しばらく時間をおきます。)

頭に浮かびましたでしょうか? 
これらがサッと出てこないと少しばかりまずいですね。

1つ目は、買った時よりも高く売る。当たり前ですね。
売った時と買った時の差、これを売却益と呼ぶ。

この売却益に似て非なる言葉に含み益がある。
別名、ぬか喜び益。
含み益は、買った時よりも株価が上がってみかけの利益が出ている状態である。ただあくまでもみかけであって、実態ではない。

「一時期、3倍まで行ったんだけどな。今はトントンになっちゃたよ。」
といった話はよく聞くが、まさにぬか喜びである。

そしてどれだけ攻め続けても、ゴールに入らなかったら点にはならない。

2022年のワールドカップの日本対スペイン戦。
日本陣内で攻め続け、1,000回のパスを成功させたスペインは、含み益でいうと、10点は入っていただろう。
でも実態の売却益で言うと、1点である。

勇気をもってしっかり売って、きちんと利益を確定することが大切である。

次回儲かるケースのその2とその3についてお話いたします。

See you soon!



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