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『日本株をやってみよう! その1 清濁併せ呑む』

今、日本株に追い風が吹いていて、SBI証券と楽天証券で手数料が無料、新NISAを使えば年間240万円まで税金もなし。

それならやってみようかと思った人がいると思う。

ただここで問題となるのは、「じゃあ、どの会社の株を買えばいいの?」である。

税金が無料になるとはいえ、儲からなかったら払う税金も発生しない。

「あまり難しく考えずに、自分が応援したい企業の株を買えばいいんだ」
という意見がある。

「自分はディズニーランドが好きだから、オリエンタルランドの株を買おう」といったケースである。

これは心がけは清く立派だが、猛獣が乱立する株式の世界では間違いなく鴨になるであろう。

一方清さとは逆の濁で言うと、
「この株を買うと、将来10倍になるよ」とすすめられるケースがある。

10倍っていいですよね。思わず買いたくなってしまう。

これは心がけは濁っていて立派でない上に、それでも猛獣が乱立する株式の世界では間違いなく鴨になるであろう。

「じゃあ、どうしたらいいのか?」

優れたリーダー「清も濁もだめなんなら、その清濁を併せ呑んだらいいじゃないの?」

いいことを言う人がいる。

清濁併せ吞むというのは優れたリーダーの条件として良く語られる言葉である。

「じゃあ、清濁併せ呑んだら、株式の世界で成果が出せるのか?」

私の答えはNoである。

株式の世界はリーダーシップの世界とは違う。立ち技ができ、寝技ができても生き残れない。

「じゃあ、どうしたらいいのか?」

それをこれからみなさまと一緒に考えていきたい。


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