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経済的自立を実現するための考え方の癖(全14回シリーズ)

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経済的自立を実現するための考え方の癖を全14回シリーズでお伝えいたします。
経済的自立を実現するためには、根本的な考え方を変えることが必要になります。14個の視点でどう変える…
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【経済的自立に向けた考え方の癖】その 3 「答えを探す世界」から『問題を自分で作る世界』へ

我々は、小学から中学までの9年間、そして人によってはその先の高校、大学と、長ければ合計16年間、「問題は出されるもので、その答えを探す世界」で生きていた。 例えば、県庁所在地の問題。多くの人が九州は、県名と県庁所在地が同じだということを知っている。 例えば、11,982,345,678,240が3で割れるかという問題。多くの人が、実際に計算しなくても、全ての桁の数を足したものが3で割れれば、3で割れるということを知っている。(ちなみに、この11兆を超える数字は3で割りきれ

【経済的自立に向けた考え方の癖】その 4 「専門家に盲目の世界」から『自ら分析し、考えたものを信じる世界』へ

専門家の意見は尊重すべきである。 それが時間を買うことになる。 私は若かりし頃、ドクターと呼ばれるダンスの先生に巡り合った。そしてその教えをこい、ドクターのおかげでごく短い期間でダンスの日本ランカーに登りつめることができた。ドクターがいなかったら、同じ頂に登るのに膨大な時間がかかったことであろう。 また、会社では、仙人と(勝手に)呼んでいるメンターに出会った。ことあるごとに仙人から意見をもらって、ごく短い期間に論文で賞をとりまくった。仙人がいなかったら、同じ賞をとるのに膨

【経済的自立に向けた考え方の癖】その 12「データが苦手な自分」から、『データを愛そうとする自分』へ

データと聞くと、なんかイヤーな感じがする人が世の中には沢山いると思う。 Excelの膨大な数字データと格闘して、なんとか一生懸命やったけど、「そんなのピボット使えばすぐだよ」と言われて、「えっ、でも使い方分かんないし……」 いい調査ができた。この結果をなんとかうまく伝えたいけど、「これ平均値でいいのかな? なんか中央値とか最頻値とかあるけど、そっち使わなくていいの?」 部長に結果を分析して報告してくれと言われたけど、「何を、どうみてったらいいの? どこから手をつけたらい