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2022年フイルム値上げラッシュ

こんにちわ。
さて、2022年も例年通りフイルムの値上げが実施されました。
KodakそしてILFORDの値上げが実施されましたよね?
ILFORDは10〜20%ほど価格が上昇しました。
DELTAシリーズの上がり幅が大きかったように思います。
HP5やFP4はヨドバシカメラさんで110円/個の値上げといった感じでした。
ILFORDは2015年以来の値上げでしたが良心的な範囲で良かったなぁ
というのが正直な感想です。
自分はモノクロはKodakのT-MAXが好みで使ってましたが今回のKodakの上げ幅は少し許容範囲を逸脱してしまいましたのでモノクロは全てILFORD製品へ移行
する事を決め値上げ前に少し多めに買わせて頂きました。
KodakのT-MAXであればILFORDのDELTAが近い感じの表現になるとは思いますが
この際だからモノクロはトラディショナルタイプを使ってこうかなって。
少しパリッとした写真にしたい時はFP4をロジナールの現像液で現像したら良いのかな?と思うようになりました。(かなりシャープになります)

30本買っておきました


さて問題のKodakですがこちらは最大で46%くらい上がってしまい趣味で遊べる領域を逸脱してしまったような気がしてます。
ヨドバシカメラさんの価格ではありますがトライXは2,000円を超えてしまいポジのE-100は4,000円を超えてしまいました。
普通の方は現像は写真屋さんに出す訳ですから現像代がさらに掛かるわけで。。。
かなり敷居が高くなってしまったのではないでしょうか?
カラーネガフイルムも1,000円以下のものは無くなってしまいました。
正規品として流通するKodakフイルムは高嶺の花になりつつありそうですね。
参考までに価格が上がってしまう前のヨドバシさんの画像を貼っておきましょう。

値上げ前の画像です
値上げ前の画像です

https://www.yodobashi.com/?word=kodak 現在の価格はこちらを参照ください

しかしなぜ今回こんなに価格が上がるのか?いくつか理由があるようです。
①昨今問題になっているコロナ禍の影響での原油価格高騰
②原油価格高騰に起因する輸送コストの上昇
③USAでのフイルム需要拡大に伴う設備増強コスト
④USAの人件費上昇(平均年収が日本の約1.5倍くらいあります)
⑤為替相場

このような要因が挙げられるようです。
では、上記の要因がいくつか解消されたら価格の下げは実施されるのか?
それはわかりませんね。。。一度上げたものを下げるってあまり見ませんもんね。

富士フイルムがどんどん廃盤にしてしまう中でまだ製造してくれるメーカーがあるだけでも感謝したほうが良いかもしれませんがお金がかかることです。
許容を超えては継続出来ません。上手に趣味を謳歌しましょう♪

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