見出し画像

Let's Groovin'!! オカソウのターン!Vol.11(岡村)

ご機嫌よう。今回がオカムラの6月最終更新です。

今年もこれで半分終わってしまったと思うと焦りで禿げてしまいそうですね。

みんな口を揃えて言いますけど、20歳を越えてからの時間の加速度がエグい。

この前正月を迎えたところなのにもう間もなく夏に入るわけですから、体感的には来年30代を迎えるぐらいの気構えでいないと確実に時の流れにあてられます。

Filmlandは全員が今年25の代でして、僕だけ早生まれなので辛うじて来年までその時は来ないワケですが、四捨五入すると30と考えるとヤバい。ヤバ過ぎる。

20代で攻略しておきたいクエストがまだ2つぐらいしかクリアできてない焦り、迫りくるアラサーに対する漠然とした恐怖…

これ、割と同世代あるあるなのかなとかも勝手に思ってるわけですが、
まさしく僕の中の


「爽快なくらいに 置いてけぼりなぼくの 季節感覚」

がこんな感じです()


はい本題行きましょう…

画像3


「Get Stupid」の紹介は最終回になりますが、ペース配分の概念がない自分は正直前2回で主に書きたかったこと全部出してしまったので、今回は番外編になります。笑


というわけで今回はレコーディング・ミックス編でございます。


実はこの曲結構ヤバくて、レコスタでベース録りしたものの帰宅後に通しで丸々宅録もしてるんです。ドン引きですよね。


というのもスタジオの環境は何一つ不自由無かったんですが、当日に機材トラブル等アクシデントが重なり納得いくテイクが現場で録れなかったため、命綱として宅録テイクも用意したんですね…


この曲はこれまでお話しした通りガラッとノリが展開する曲なので、ベースもバースごとに音作りしているんですが
(※細かいことは恐らく水谷のエフェクター談義で触れられるかと思います)

宅録の際は足元のオンオフに合わせてDAW上プラグインの設定もかなり微細に調整してトラック分けしながら音作りできたため、なんとレコスタ録りよりも上手くハマったんですね。怪我の功名というやつです。
やはり宅録の良いところはこういう自分にしか分からないエゴを最後まで監修できる、融通が利くところですね。


使用した主なプラグインはアンプとコンプ、EQのみで、アンプは確かこの時たまたまアンペグから「Ampeg SVT-VR Classic」が期間限定配布されていたので存分に使わせて頂きました。

画像1

シュミレートのわざとらしさも無く、音もかなり太くて、プリセットも3パターンぐらいあって良かったです。
アンペグさんその節は本当に助かりました…


コンプに関してはlogic付属のVitageVCAを使用しておりますが、こいつも付属プラグインだと侮るなかれ…

画像2

RATIOは間違いなく低めに設定することをオススメしますが、ATTACK、RELEASE、DISTORTIONの組み合わせでかなり表情が変わるので奥が深いです。メーターを見ながらかけ過ぎ要注意って感じですね。


はい、という感じで「Get Stupid」ベースレコーディングの音作り解説は以上になります。




というわけでここからは完全に余談です。




オマケ((オススメプラグイン紹介コーナー))

ここ数ヶ月で得た浅い知識の中から僕が実際に使ってみて良かったオススメプラグインを簡単に紹介しますので、興味ある方だけ読んでみて下さい。
こういったオマケもこれからちょこちょこやっていこうと思います。

情報元は主にしーたけびーつさんです。
基本全部この方の動画に載ってます笑

しーたけびーつ DTM Channel

https://youtube.com/channel/UCbHWA4a3lQ3KM1_TGHrCFSw


僕は竿モノなどのLINE録音でも使っているので、生モノに対する使用感等参考になればと思います。


それでは先程のコンプの話に引き続き、今回はコチラ。

Xfer Records OTT

画像4

ダウンロード🔻
https://xferrecords.com/freeware/


Xfer Recordsというメーカーから無料提供されているマルチバンドコンプ「OTT」ですね。
今更紹介するのも恥ずかしいぐらいかなり有名なプラグインで、実際色んなDTMerの方々がオススメされていたので自分も導入してみました。


実際の使用感ですが、感覚的にはコンプというかプリアンプ的なエフェクターに近いです。掛けただけで最強になるやつです。

最初に掛けた瞬間何故かDepthが100%になっててバキバキサウンドにビックリしますが、Depthを3〜40%ぐらいでかけるとかなりいい感じなります。

音の質量と明瞭感がグンと上がって前に出てくる感じがするので、マジでリッチに聴こえます。Getのレック時はまだ導入前だったので、早くお前と出会いたかったぜ…と思わされました。

コイツ、シンセやドラムマシン等のソフトウェア音源とは非常に相性が良いんでDepth調整だけでオールOKなんですが、エレキベースに掛けた際はもう少し調整が必要でした。

やはりLINE録音では少なからずどうしてもホワイトノイズがのってしまうので、OTTをただ掛けただけだとその僅かなノイズまでもが前に出てしまいます。

なので竿モノに使用する際にはH/M/Lツマミ(上記画像参照)でハイのスレッショルドのみガッツリ緩める設定がオススメです。

下部2つのツマミはそれぞれUpwdがスレッショルド以下の音を持ち上げるツマミ、Dnwdがスレッショルド以上の音の圧縮率調整ツマミになるので、音の伸びや自然な鳴り感はこちらで調整可能です。


というわけでオマケにガッツリ文字数を割きましたが、それ程までに使ってみて感動したプラグインの紹介でした。
こちら、かなりのDAWに対応しているのでlogicユーザーでなくても全然使えます。
エレクトロ中心に楽曲制作されている方でしたら、ほんと全トラック掛けても良いぐらいオススメです。

以上、脱線メインの回になりましたが、またぼちぼちDTM会もできればと思います。
今回もここまで読んで頂きありがとうございました。


サタデーナイトにまたアオウ‼︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?