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CCDセンサーに触れ、自分で自分が制御できない

こんばんは、はんぶんこです。今日はちょっとハーフサイズカメラから離れて、カメラに対する想いが、あらぬ方向に向かっているので書き留めておきます。

写真を撮ることも、カメラを眺め愛でることも好きな私です。そしてこのnoteでのカメラに関する皆さんの記事を読むことも。

そんな時、オールドコンデジの記事を見つけ、なんだか面白そうだなと思い、コンデジでは当時高級コンパクトであった、リコーのGX200をオークションで落札しました。最初に手にした時は、最近まで所有していたGR3とかわらないグリップで、これはいいと思いシャッターを切ったところ、ジーっと音がして一息ついてからシャッターが落ちるという感覚に愕然としました。確かに2007年当時のコンデジならこんなものでしょう。液晶モニターに映し出される絵も、濃い色だなぁと思う程度で大きな感動はなかったのです。

ところが、SDカードを抜いてタブレットに写真を転送してみるとびっくりです。普通に綺麗に撮れているのです。少し濃いなと思ったのも、こってりしている感じで、被写体によってそのコッテリ感もいいのです。では作例で紹介します。

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GX200はマクロも撮れます。

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発色素敵です。

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モノクロもいいですねー

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遠景もスッキリ撮れます

これらの作例を見て、私自身、約15年前のカメラで撮った写真もなかなかいいなと思いました。

そして、撮っていくうちに、多少遅いオートフォーカスも慣れてきて、撮りたいタイミングで

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スナップ撮影もできるようになり、楽しいコンデジライフも始まりました。

すると今度は当時のカメラと今のカメラとの違いについて調べるということに。そして、私自身の回答はセンサーの違いということに辿り着きました。CCDとCMOS。2010年以降はCMOSセンサーが主流ですが、それ以前はCCDセンサーが主流でした。こうなると次はCCDセンサーのカメラに俄然興味が湧いてきます。まずは以前多くの一眼レフカメラを所有して愛着のあるメーカー、PENTAXの一眼レフカメラについて調べてみると、k-mまでがCCDセンサーを使っていたことになります。こうなるとあとはネットで中古カメラを物色。とりあえずお小遣い価格で買える値段です。しかしここで大きな問題が。私はデジタルについては、いろいろ考えて、今後は富士フィルムのシステムにするぞと決めてというか、決断して年初にPENTAXカメラを全て売却した経緯があります。(それでも最後の砦⁈フィルムのSPだけは手元に残しましたが)

今でも富士フィルムのカメラにシステム変更したことに自分自身のライフスタイルにはぴったりだと思ってますし替える気などないのですが、ずっと好きだったPENTAXのCCDセンサーも体験したいなどと気持ちだけが先行しました。いや、それどころか、そのカメラを求めてネットやリサイクルショップ回りをしている自分がいます。そんなことをしている時に、頭の中では、お前はPENTAXを見切った男だろ。何してるんだと言い聞かせて自制していました。

そこで私は私なりに結論を導き出します。メインの富士のシステムは、これからもオールラウンドにこなせる記録写真としていろいろな場面で活躍してもらいましょう。CCDセンサーを積んだカメラなどは趣味として、記憶カメラとしてこれからも私に寄り添ってもらいましょう。よくよく考えれば、私が一押しのハーフサイズカメラだってその立ち位置で毎日カバンの中にいれているのです。仕事だ、行事だという時は富士の機材を持ち出して、カバンの片隅にはハーフサイズカメラも入っているといった感じの時と一緒ですよね。

そんな無理やりに結論を導き出した時、ふらっと立ち寄ったハードオフにPENTAX K100Dが綺麗なボディで鎮座しているではありませんか。動作確認も問題はなし。当然のように何の迷いもなく持ち去ってしまいました。しかしレンズは全て売却してしまったので、いつも顔を出すお店で中古レンズも購入し早速試し撮り

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これがたった610万画素しかない写真です。僕は完全に虜になりました。でも一言付け加えますが、PENTAXが光学ファインダーにこだわり、先般発売した最新のカメラK-3IIIも本当にいいカメラです。これは先日実機に触れて素直に思った感想です。ただそれとは違った意味で、15年前に発売されたカメラにも惹かれるのです。

さぁ、私はどんな方向にこれから進んでいくのでしようか。でもブレないことは一つ、趣味としてカメラを愛し、趣味として楽しく写真を撮っていくということです。

では今回はここまで。読んでいただきありがとうございました。



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