カラー・フィルムを忘れたのね①
カラー・フィルムの持つ、暖かな光を私は愛する。
なので、正直あまりモノ・クロームは好きではない。
一回、安いからと言ってモノ・クロームフィルムを買ったことがあったが、ただでさえ最近はあまり変化のない毎日だというのに、モノ・クロームの景色をみると、なんだか気が滅入ってしまいそうだった。
カラー・フィルムは、想い出を切り取り、暖かく包み込んでくれるようだった。そのゆらめく暖かい光をアルバムにおさめ、眺めて過ごした。
カラー・フィルムを忘れた日常は、今日も過ぎてゆく。
まだ想い出はモノ・クロームのままである、、、
どうするべきかなあ。旅にでも出るか。
(続く)
【良ければ、フィルム代の一部をを御援助ください!よろしくお願いします!!】
ここから先は
0字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?