朝の好きな時間
私は、朝、1人になれる時間が好きだ。
今でいうと、だいたい5時半くらい。
夏だとその時間の頃にはもう随分明るくなるけれど
まだ、この季節だと、ほんのり薄暗い。
私はその時間に起きれると
横でまだ寝ている主人と息子を起こさずに
すっ・・・と静かに寝室をでる。
そして、いれたてコーヒー(インスタントだけど)を片手に隣の部屋に行き
昨晩遅くまでしていた作業そのままになっている
机の前に座り
(あぁ、そうそう。昨日はここまでやったんだった)
と途中の作品を眺めてます。
完成した作品も愛おしいけれど
制作途中の作品も数時間ぶりに会うと、まるで刺してもらうのを待ってるように感じれて
凄く愛おしい。
机の上の事でいえば本当は毎晩片付けて寝た方がいいのだろうけど
私は朝の隙間時間に少しでも作業をしたいので
片付けの目安はひと作業ごとにする事にしています
ひと作業ごとの区分↓
(下書き/刺繍/ビーズ刺繍/金具つけ)
まだ、外は仄暗く、しんとした部屋に1人。
早朝はまだ部屋も少し寒い。
静かに1人になれるこの時間は
私にとって、凄く贅沢な時間。
まるで今日1日、なんでも出来るような気がしてくる。
今日はどこまで進めようか
しないといけないことはなかったか
など、1日のタスクを考えていると
近くに道路があるため
窓の外から車の音が聞こえて来る。
行き交いの多い道路がそばにあるのだけど
昼間のような数ではなく、まだ時間帯的にまばら。
でもその少なめの車の音が心地いい。
結婚する前は早起きが苦手で、1分でも長く寝ていたかった私。
よく、母や姉にたたきおこされ
「そんなじゃ結婚してもやっていかれへんで!」
と怒られたものだった。
実家で飼っている犬にすら起こしてもらってた事もある。
ところがどっこい、環境が変われば人も変わる物で
結婚し、出産し、自分1人の時間が限られている今
少しでも自分の時間を持とうと
1分でも早起きしようする自分がいる。
(と、いっても健康に害がでない程度にだけど)
あの頃は実家暮らしで自分の時間もたっぷりあったから
今思うと贅沢な時間の使い方をしていたなぁと思うけれど
朝の時間を楽しめるようになったのは豊かな事だと感じます。
今は朝活なんて言葉も流行り出して数年、朝からカメラ片手に散歩して写真を撮る会みたいなのもあるらしいですね。
素敵すぎる。
朝の時間をもっと楽しむ方法を、私ももっと模索していきたいなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?