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タスクシュート日記〜時間は使って減らすものではない

 タスクシュートをしていると、時間に関しての考え方が大きく変わって行きます。
 この変化が自分の生活を大きく変えて、劇的に生活を変えてくれるのですが、時間に対する感覚は小さい頃から刷り込まれているものでもあるので、なかなか変わっていかないものでもあります。

 そこで、タスクシュートでは時間というものをどう捉えているのか少し話してみたいと思います。

一般的には時間は使えば減るものだと思われている

 世間一般的な考え方としては、時間は使えば減るものだというものがあります。

 例えば、自分の仕事時間は8時間あって、資料作成Aに3時間使う、資料作成Bに2時間使う、ミーティングは全部で3つあって1時間ずつ。こっちの業務処理も1時間くらいやりたいから、今日も残業かぁ…という考え方は、時間は減るものだと考えている証拠です。

 なぜなら、全部の時間量を考えて、そこからどれだけの時間を使うか、という思考をしているからです。
 確かに普通はこういう考え方をしますよね。でも、ダイハードなタスクシューターはそういう考え方をしません。

タスクシューターは時間を消費財だとは考えない

 ダイハードなタスクシューターは、時間を消費財だとは考えないからです。

 タスクシューターは(特にダイハードなタスクシューターは)時間を広い畑のようなものだと理解しています。もしくは、大きな器のようなものでも良いです。
 そして、どこにどのタスクを植えるか考えるようにしてタスクを整理します。
 器の場合は、大きな器に仕切りをつけて、そこにタスクをしまっていく感覚で整理します。言っていることはほとんど一緒ですよね。

 そのため、時間はなくなるものではなく、毎日タスクを作付けしてタスクを収穫するための畑だと認識しているわけです。更に、畑という感覚はタスクという作物をより容易く、大きく収穫するために畑の手入れが必要だという感覚も持っています。

 その手入れの部分が、プランであり、レビューであるわけですね。

消費するチケットのようなものとそこにある畑のようなものの違い

 この二つの考え方でどのような違いがあるのでしょうか?

 まず、消費する、無くなってしまうという感覚は心に焦りを生みますが、畑に作付けするのであれば、増やすという感覚になるので心に余裕が出来上がります。
 無くなっていくものは、使ってしまう、無くなってしまう、これしかない、という感覚になりやすいので焦りやすい、というとわかりやすいでしょうか。

 それに対して、畑に植える場合はどこに植えるかと考えるだけなので、より効率的に植え付けるにはどうすればいい?と言ったように前向きに考えることができます。

だからタスクシューターは時間があると考える

 前向きに考えることが出来るようになると、気持ちにも余裕が出てきて視野が広がり、今まで上手く使えていなかった時間を見つけることができます。
 結果として、なんだ、時間はあるじゃないか、と思えるようになります。

 だから、タスクシューターは時間があると考えるわけです。時間があると考えるから、新しいことを始めたり、定時に仕事を上がったりするわけですが、タスクシューターの時間感覚には、別のものもあります。
 それは、また別の機会にお話ししますね。

最後に

 私も含めたタスクシュート認定トレーナーの皆さんは、今回の記事で挙げた、ダイハードなタスクシューター達です。
 いろんな価値観に触れることで、あなた自身にフィットしたタスクシュートを作り上げることが出来るようになります。
 私の記事から私の感覚が伝わりやすい場合はもちろん私でも。
 他の人がどうしているのか知りたい方は、タスクシュート協会を覗いてみてください。
 きっといい刺激が得られるはずです。

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