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暇を潰す“趣味”を探してたら

コロナで生活が一変した年に受験戦争を乗り越え、今春から新しい生活が始まると思った矢先、活動自粛要請。仕方なく実家に帰省。

去年の自粛期間は受験勉強してた。していればよかった。


…今年はどうする?

家族は去年にいわゆる“趣味”をみつけたと言う。地元の友達はバイト。

いつ対面授業が始まるか未定の私は地元でバイトを始めるわけにもいかず、リモート授業だけの堕落生活。

周りの人は「暇なら、趣味を探してみたらいいじゃない」と気軽に言う。

画面越しの自己紹介では「趣味は何ですか」と尋ねられる。

いや、趣味があれば堕落しないんです。その質問、難しいんです。

そもそも趣味って何ですか。

こういうとき、よく定義を調べてしまう。

趣味とは、特定の活動に興味を示し習慣的に行う個人的な嗜好。

うーん。ピンと来ない。

思い返してみると、興味を持つっていう経験が浅いのかも。

まあまあの成績をとって、まあまあの高校へ進学。

ふんわりと部活を決めて、進学先を決めて。

今までの人生、端的に表せてしまう。



今までなんとなく生きすぎた。そう、これだ。


これからの10年間は人生の岐路で溢れているだろう。

なんとなく決めていいはずがない。

私が憧れる人は皆、意志が強い、揺るがない。

人生を捧げて、やりたいことをやってる。

人生を賭けてまで、やりたいことって何だろう。

この問いの足かけが“趣味”なのか。

趣味を見つけるって大変でいいんだ。


趣味は未定。それでいい。

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