仕事ができる人とは?
社会人生活4年目。
毎日仕事へ向かう生活にも慣れてきて、周りに目が行くようになる。
よく「あの人は仕事ができる」というような言葉を耳にするが、世間の方々は一体何を以て"できる"と表現しているのだろうか。
こなすスピード?
業務量?
契約の件数?
ビジネスパートナーの数?
私が思う「仕事ができる人」は、
周りの人たちと気持ちよく仕事を進められる人。
フリーランスの方々は別として、組織に属している場合はこれに尽きるんじゃないだろうか。
だって、いくら個人の処理速度が早くたって、周りとの連携がとれていなければその仕事はそこで一旦止まってしまうし、それによって驕る人もいるだろう。
いくら複雑な仕事をこなせていて上からも評価が高かったとしても、周りに怒鳴り散らかして仕事をしている人には人望は全くないだろう。
仕事は自分ひとりの仕事で成り立つものは少なく、周りの人たちと何かしら協力しあったひとつの成果を出していくものが多い。
だからこそ、常に周りを気遣い、思いやりをもって共に歩んでいく必要がある。
つまり、処理能力に長けていたとしても、本当の意味では仕事ができるとは言えないのでは。
私の周りの「仕事ができる人」と呼ばれている方々の例をあげるとすると、
・爽やかな挨拶
・端的に分かりやすく説明する
・作業の先の目的が明確である
・こちらの話に優しく耳を傾ける
・多少自分の時間を削ってでも、相手の作業時間を増やす
・素直に謝罪し、感謝・労いの言葉を忘れない
必ずと言っていいほど、これらが当てはまる。
結局、関係者とよい関係を築きながら、双方の納得のいくよう歩み寄って進められる人が周りから認められ、「仕事ができる人」と呼ばれるのである。
業務の中身だけこなしていても、周りとの絆がなければ話にあがるようなこともないし、ひどければ悪口を言われる可能性だってある。
私たちはひとりで仕事をしているのではない。必ず相手方がいたり、仲間がいる。一緒に仕事をするうえで、横柄な態度をとるなんて言語道断。自分と仕事をしてくれることに感謝の気持ちをもって、思いやりに溢れた仕事をすることが、自分の糧となり、将来へ繋がっていく。
「仕事ができる人」と呼ばれなくてもいい、
ただ誰かの心の中で「仕事ができる人」と思われたい。一緒に仕事がしたいと思ってもらいたい。
ただ、それだけ。
そこに、自分が必死に仕事をしていく意味があるんじゃないかと思う。
さて、また次回。
ほっと一息つく時間を一緒に共有しましょう。
Fika
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?