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自分に「いいね」を押してあげて

この季節は語彙力を失ってしまう。外に出れば「暑い」しか言えなくなってしまうのだ。

「暑いのと寒いのどっちがマシだと思う」なんてテンプレート通りの会話を毎年している。そのたびに「暑すぎると冬が恋しいけど、寒すぎると夏が恋しくなるよね。」というこれまたテンプレ通りの回答を繰り返す。

人間関係というのは複雑で難しいように見えるけど、意外と型が決まっているのかもしれない。僕もアラサーになって色々な人と話してきたつもりだけれど、“こういう人にはこういう返し方をしよう。”なんてものが自然と出来上がっている。

学生時代は「型にハマった人間になりたくない。」「社会の流れとは逆行したロックな男でいたい」なんて恥ずかしいことを思っていた。

長いものに巻かれるのはダサい。人とは違うことをしなくちゃ個性が死ぬ。

実際そんなことは全くないのだ。誰かに媚を売ってもいいし、ありふれた生活をしても個性は死なない。

無理やり過激なことをしたり、誇張された表現で人の目を引く動画や投稿が数え切れないほどある現代。

思わず「そんなことしなくても君の個性は死なないし、誰かは君のことを見てくれてるのに。」と言いたくなってしまう。承認欲求を満たしたいなら自分で自分を認めてあげればいいのだ。

他人の目を気にし過ぎるのじゃなく、もっと自分で自分を見てあげればいいのにね。もちろん簡単に出来ることじゃないかもしれないけど。

他人から「いいね」を貰うために生きるのはやめよう。自分に「いいね」と言ってあげる方が簡単だし元気もでる。

なんだか偉そうにものを語っているが、昨日ぼくは友人との飲みで結構散財してしまった。友人に彼女ができたらしいのでお祝いのつもりだったのだが、朝起きてから「あーあ、やり過ぎたな完全に」と後悔している。

でも友人は楽しそうにしていたし、彼から奢ってもらったこともあるので気にしないことにしよう。後悔の気持ちはこのブログに置いていくことにする。サヨナラ〜


今日は特に何もない1日になりそうだ。「まあそんな日もあるよ。生きてるだけで良いじゃん」と自分にいいねを押してあげよう。

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