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私らしさとの出会い。『インサイド・ヘッド2』

インサイド・ヘッド2を見た。

はじめてインサイド・ヘッドを観たのはつい先日。たまたまテレビ放送で。
その内容は私にとっては少し衝撃的だった。

「自分の中に自分を操る色々な自分がいる」

昔から私はそんな不思議な感覚があった。
ただ、今までうまく言語化できなかった。
そんなこと誰にも理解してもらえないだろうと思っていた。
自分でも制御が効かない感情に生きづらさを感じながら生きてきた。

この映画はまさにその感覚を映像化したようで、すごくしっくりきた。
私だけはないのかもしれないと思えた。


頭の中で色々な感情がコロコロと入れ替わりながら、私を操作している。
それが今まではすごく嫌で、「本当の私はどれ?」と問い続けてきた。

ムカムカとかイカリとかシンパイとかダリーとかイイナーとか。
正直無ければいいのにと思う感情がたくさんあって
それが自分の中から生まれてくるのがすごく嫌だった。

でも彼らはみんな、私が私らしく生きていくために必要な感情で
私らしくいるために必死で
そのどれもが私自身なんだなと思った。

こんなに愛らしい彼らが私の中に居るのなら
もう少し安心して、彼らに私の人生を委ねてもいいのかもしれない。
そう思えた出会いだった。

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