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ジャニーズイズムを継ぐ

昨日、関ジャニ∞の横浜アリーナ公演を拝見した。今まで何度も、母に妹にこれを見ろと見せられてきたライブ映像。ジャニーズの他のライブも見てみたいなーという軽々しい気持ちから初めて拝見したが、ジャニーズらしいポップアップ、上へ放たれる炎、オープニング映像に、ジャニーズのライブに帰ってきたぞーという感じがした。

今回のツアーはメンバーの大倉忠義演出であるが、随所に彼のこだわりを感じることができた。
トロッコもファンの近くに行くことができるが故、コロナ禍では距離感が難しいためかなりの工夫が必要とされると感じたが、アクリルに囲まれた形にすることで、彼らを全身で感じつつ、感染予防としても万全であると言える。

例えばツアーのバックにつくJr.にも関ジャニのファンの皆さんに知ってもらいたいとばかりにJr.に自己紹介する場を数人に分けて持たせることで、全員覚えるのは難しいと感じられても、2〜3人であれば覚えられるであろうと1公演での人数を減らしていた。また曲を披露する場ではきちんと名前を表示することで、顔と名前を一致しやすいよう工夫されている様子が見られた。

いつもたくさん溢れる歓声も今は浴びせてあげることが難しい。そんな歓声も音をファンに収録してもらうことでよりリアルな歓声を上げることができている。最後の締めも同じである。いつものコールと共に普段はファン同士手を繋いでチームとして一体感を出すが、今はファン同士手を繋ぐことが難しい。直接手を繋ぐことが難しくても、周りのファンの顔を見れば、にこにこした良い表情からわかるようにファン同士直接手を繋ぐことができなくとも、会場を時間を共にした仲間として感情を共有できていると感じた。

今まで行ったライブとのいい意味での違いを感じることができ、さらに別のグループのライブにも行ってみたいと強く感じることができた。

ジャニーズには"show must go on"という精神がある。今のこの状況でファンに喜んでもらうために、グループとして楽しんでもらうために、自分たちをより良く見せるために、ファンと一緒に盛り上がるために何ができるか。何ならできるか。工夫に工夫を重ねたジャニーズイズムを強く感じた。このジャニーズイズムは関ジャニから後輩へさらに受け継がれ、広がりを見せていくだろう。

p.s.
今回のライブはフルキャパシティで開催された。ジャニーズファンの開催への協力姿勢から、横浜市が特例で許可を出した。新型コロナ感染拡大で一時は集まることすら、ライブを行うことすら出来なかった、1年半前。キャパシティを少しずつ増やしながら、ここまでたどり着いた。ジャニーズの1ファンとして、誇らしく、逞しく、美しく感じた。
ジャニーズは止まらない。

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