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RIZIN40 地上波消滅の大晦日 年末も格闘技で井戸端会議しようの回

残すところあと1日となった2022年。
現在21歳でありながら年々時間の経過が早く感じ、大人の感じ方になってきたのかなと嬉しいような寂しいような感覚になっているが、皆さんの2022年はあっという間だったでしょうか。

昨年クリスマスイブに那須川天心vs武尊が正式決定し、早く時間が経ってくれと願っていた頃が懐かしくあの頃に戻りたいわけだが、更に大きな熱を生むことを明日期待している。

明日に迫ったRIZINについて、それに関連したその他諸々のことなどをゆるく書いているので2022年最後の記事を読んでいただけたら幸いだ。
また、試合後にも追記する予定なので、新年もこの記事をチェックしていただけると嬉しい限りだ。

地上波放送のない大晦日 RIZINの特別な部分が失われて

地上波放送消滅という痛手を負ったRIZIN。
というか榊原氏の反射問題が原因だったとしたら自業自得であるのだが、まぁ真実がどうであれあのような報道が出る事自体どうかとも思うが。

ここで、私なりに考える〝なぜRIZINがここまで大きな団体となったのか〟という部分の理由を書かせていただく。
ずばり、地上波放送がされていたから。
名前が知られてなんぼの世界であるが故の必然で地上波で試合が流される可能性があるという理由で選手が集まってくるのは必然だろう。
皇治なども地上波で試合ができればスポンサーもつきやすいなどの考えでの移籍だったと私は未だに思っている。
この地上波放送がなくなったことでRIZINの特別感がどうなるのか、気になるところ。

地上波放送が無くなりはしたが、そこはあまり関係ないと第一弾対戦カード発表では物凄い勝負論のある試合を発表。
団体のトップ同士をぶつけ合う形となったBellatorとの対抗戦はハードコアな格闘技オタクたちに刺さりまくり、明日が待ちきれずにヨダレダラダラ状態だと思うが、ミーハーが見たい朝倉兄弟や那須川天心の名前がなく地上波放送の有無は特に何も影響はないだろうというのが私の意見だ。

今後格闘技が地上波放送復活する日は来るのか。また、格闘技の地上波放送が当たり前となる時代は来るのか。私は来ることを願っている。

地上波放送だPPVだという話はここら辺にして、RIZINの対戦カードを見ていこう。試合前はザックリと展開予想やその対戦カードに対する意見などを書いている。

RIZIN榊原氏がいう5つの発表事とは

大晦日前日にて榊原氏が5つのビックサプライズを用意したとのことで、そちらが何であるのか。

あそこまで大々的に自信を持っての告知だっただけに総スカンを喰らうような発表後であったらガッカリであるが、そんな事はないと信じてどんな発表事であるか私なりの予想をしてみた。

 • 朝倉未来次戦について
 • 朝倉海次戦について
 • 平本蓮次戦について
 • 皇治次戦について
 • 那須川天心ボクシングデビューの詳細
 • ネームバリューのある選手のRIZIN参戦発表
                    etc

全ての発表事がここまで豪華な事はないと思うが、こんなラインナップであったら期待と想像を遥かに超えるビックサプライズであり榊原氏さまさまである。

RIZIN参戦発表選手としては、K-1離脱を発表している木村ミノルや芦澤竜誠、城戸康裕、武尊などらが候補なのか。木村や芦澤の参戦には驚きはないが、武尊のRIZIN参戦というのは個人的には見たくないというのが本音。
K-1から参戦となる可能性のある選手を挙げたが、まぁ有名なMMAファイターの参戦発表というのが濃厚だとは思っている。

今後のRIZINがどんな展開になるのか、このビックサプライズに密かに期待している。

[第1試合 RIZIN MMA特別ルール 3分3R/62.0kg] YUSHI vs 中澤達也

Twitter上で大晦日参戦を直訴し、格闘技ハードコアのファンから出ないでくれとリプ欄が埋め尽くされ少し気の毒に思えたYUSHI。

ファンの出ないでくれという意見とは逆に見事に参戦を許可するあたり流石RIZINの一言。
叩いていた方はまぁ見るだろうと踏んだと考えられる。
私もハードコアなファンの部類に入ると思うが、そんな私的にもハッキリ言ってなぜ出れるのだというのが感想だ。

相手の中澤に関しては誰だという感じで、宴出身同士の対戦と書いてあったが、そんなの宴内でやってくれと。

このカードが吉と出るのか凶と出るのかだけが見たいだけの試合だ。

[第2試合 RIZIN MMAルール 5分3R/71.0kg] “ブラックパンサー”ベイノア vs 宇佐美正パトリック

ベイノアはキックファンの私にとってはよく見ている選手。今年はRISEで海人に、THE MATCHにて和島に敗戦と厳しい結果となった2022年のキックレコード。

ここにきてMMAでの試合が決定したわけだが、ベイノアはそろそろMMAに専念してほしいのが私の意見。あの身体能力はMMAでこそ生きるはずだ。

対する宇佐美は計量オーバーの印象しかなく、キックファンでもあることからベイノアの勝利を願っている。

[第3試合 RIZIN MMAルール 5分3R/66.0kg] 中原由貴 vs 鈴木千裕

中原に関しては1試合も見たことがなく何も言えない。

鈴木に関しては、今年MMA3連勝と素晴らしいレコードでありながら何かパッとしない感じか。
勝った平本の方が目立ち、プロというのは難しいなと感じる選手で、毎度毎度の会見で平本についての質問がありある意味可哀想だ。

[第4試合 RIZIN MMAルール 5分3R/71.0kg] ジョニー•ケース vs 大尊伸光

ケースは常に強いイメージ。
大尊はムサエフと西川大和に負けた試合の印象が残っているが、強いイメージももちろんある選手。
グスタボの怪我を受けてのマッチアップだが、どのような試合になるか割と楽しみな一戦。
ケース勝利が大方の予想だろうが、ケースの前戦武田戦を見ると、フィジカル系に苦手意識があるのではないかというのが見てとれ大尊にも期待できる。

ただ一言。ケースvsグスタボの外国人対決が見たかった。

[第5試合 RIZIN MMAルール 5分3R/61.0kg] 元谷友貴 vs ホジェリオ•ボントリン

外国人が一切分からないのでなんとも言えないが、元谷もRIZINバンタム級タイトル戦線に入り込んで欲しいので勝って欲しい。

[第6試合 RIZIN スタンディングバウト特別ルール /69.99kg] 平本蓮 vs X

対戦相手が分からない状態でもここまで話題性を呼ぶ平本。

私としてはグローブをつけた平本がまた見れると思うとワクワクと興奮が前日の今でも込み上げてきているわけだが、ここでは対戦相手Xの予想をしていこう。

那須川天心や朝倉未来、山本アーセン、皇治、久保優太などの名前が出る中、ずばり当てに行くのであれば、引退したボクシングの元王者か、MMAの有名選手が濃厚かと私は考えている。
または、先の猪木ボンバイエで勝利を挙げている木村ミノルという可能性もなくはないと考えている。

天心vs3人の時のXは、私は朝倉海と予想していたが見事に外れた事例があるので、今回はXとして誰が出てくるのか楽しみである。

また、この試合後に平本のMMA次戦が発表されるとも予想しており、さらにビッグサプライズがあるとするならば相手が朝倉未来。
まだこのカードを組むのは早いのか。本当に組まれてしまうのか。

平本は試合後も目が離せない。

[第7試合 RIZIN MMAルール 5分3R/57.0kg] 所英男 vs ジョン•ドッドソン

所の試合がまた見れるのは嬉しいが、もうそろそろ良いのではないかという雰囲気もある。
相手のドッドソンはUFCタイトル挑戦経験ありと厳しすぎる相手だが、ドッドソンも38歳と格闘家の年齢としては高齢なので勝機はあるか。
ちなみに、所は45歳だ。

[第8試合 RIZIN MMAルール 5分3R/120.0kg] スダリオ剛 vs ジュニア•タファ

本日の計量を見ても分かるが、練習をしっかりしているのだろうなというスダリオの肉体。
力士から格闘家の肉体になったというのが印象に強く残った。
RIZIN初参戦時の肉体の見比べて欲しい。
この試合も相手の外国人に関して何も知らないのでなにも言える事はないが、本日の計量にて握手拒否のスダリオの凶暴性が見れるのが楽しみだ。

[第9試合 RIZIN MMAルール 5分3R/61.0kg] 井上直樹 vs 瀧澤謙太

扇久保に負けたことで井上幻想が一旦は解けた形となっている現在。
また圧倒的なパフォーマンスを披露し、朝倉海やBellatorの猛者たちと鎬を削っていって欲しい実力派のファイターである井上。

瀧澤に関しては、試合後のダンスなどあまり好かんというのが私個人の好き嫌いだが、相性的にも井上が圧倒して極めて終わる試合になるかなと。

[第10試合 RIZIN WORLD GP2022 SUPER ATOMWEIGHT TOURNAMENT FINAL ROUND RIZIN MMAトーナメントルール 5分3R/49.0kg] 伊澤星花 vs パク•シウ

今年1年間をかけて行われてきた女子のWORLD GP。
長年絶対的王者であった浜崎が敗退しているトーナメントということで世代交代をヒシヒシと感じるトーナメントだが、この両者の決勝を予想していた方も多々いたのではないか。

それ程実力のある両者だが、対戦は2度目。
前回はパクのサッカーボールキックにて反則を取られ判定で伊澤が勝っているが今回はどうなるのか。私は生物的に強いパクが持っていってしまうのではと考えている。

個人的にはRENAが伊澤に挑む準決勝が見たかったが、この決勝のマッチアップは浜崎不在でも素晴らしいレベルの試合となるだろう。

[第11試合 RIZIN vs BELLATOR 全面対抗戦先鋒戦 RIZIN MMAルール 5分3R/ LIGHTWEIGHT(71.0kg)] 武田光司 vs ガジ•ラバダノフ

この試合に関しては、あまり両者の試合を見たことがないのでどうなるのか想像がつかないが、矢地やカーライルに負けている武田の対抗戦抜擢には疑問ありだ。

[第12試合 RIZIN vs BELLATOR 全面対抗戦次鋒戦 RIZIN MMAルール 5分3R/BANTAMWEIGHT(61.0kg)] キム•スーチョル vs フアン•アーチュレッタ

遂にアーチュレッタが日本で観れるというのが嬉しいの一言。
欲を言えばもっと若い頃のアーチュレッタでこの対抗戦に出場して欲しかったが、実力は今でも折り紙付き。

スーチョルがどこまでアーチュレッタに食らいついていけるのか分からないが、この試合はアーチュレッタ勝利というのが私の中では揺るがない。

[第13試合 RIZIN vs BELLATOR 全面対抗戦中堅戦 RIZIN MMAルール 5分3R/FLYWEIGHT(57.0kg)] 扇久保博正 vs 堀口恭二

3度目の対戦となった両者。

3回目はもう良いのではないかというのが、勝っている堀口側の意見だろうが、Bellatorで2連敗、金太郎戦でのダウンなど最近の堀口の試合を見てまさかがあるのではと扇久保に期待している方もいると思う。

2度負けている相手に3度目に勝つというのは難しいだろうというのが私の考えだが、K-1では和島が木村ミノルに3度目に勝ったりなどがあったのでなくもないのか。

堀口が好きな私としては、しっかりと勝ってフライ級にてもう一花咲かせて欲しい。

[第14試合 RIZIN vs BELLATOR 全面対抗戦副将戦 RIZIN MMAルール 5分3R/FEATHERWEIGHT(66.0kg)] クレベル•コイケ vs パトリシオ•ピットブル

この試合はパトリシオの圧勝を予想している。

パワー、スピード、テクニックと打撃の全ての要素において圧倒的アドバンテージがあるパトリシオには、これまでRIZINで披露してきたクレベルのグラウンド展開にはならないと考えている。

立ちとグラウンド様々な展開があるMMAにおいて打撃が劣っていたとしてもグラウンドでという考えがあると思うが、どんな格闘技も立ちから始まるというのが大前提だ。
この格闘技の大前提によって、初めの立ちの展開の打撃でパトリシオがクレベルを葬り去ると考えらている。

[第15試合 RIZIN vs BELLATOR 全面対抗戦大将戦 RIZIN MMAルール 5分3R/ LIGHTWEIGHT(71.0kg)] ホベルト•サトシ•ソウザ vs AJ•マッキー

今年の大晦日のメインイベントは堀口恭二でも、那須川天心でも、朝倉兄弟でもない。
世界レベルのMMAファイター同士の対戦がメインという大晦日に、これぞ格闘技という何かを感じる。

この試合もクレベルvsパトリシオ同様、打撃にアドバンテージのあるマッキーが有利と予想している。

マッキーはライト級では1試合しかしておらず、サトシが勝つのではないか。サトシの寝技に決められてしまうのではないかという予想もされていると思うが、やはりMMAの経験が圧倒的に上のマッキー有利は揺るがないのが私の予想だ。

RIZIN vs BELLATOR全面対抗戦の結果の持つ意味

この対抗戦ではどちらの団体も団体のプライドをかけて絶対に負けたくないと強く思っていると思うが、今回の対抗戦ではRIZINルールでリングであることから、RIZIN側の方が負けられない戦いだろう。
ケージでなくリングであることが、クレベルやサトシの寝技にプラスに働くことも考えられるが、この対抗戦がどのような結果になるのか、そしてその結果が両団体の今後にどのような影響をもたらすのか。明日が楽しみだ。

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