通院2回目

糖尿病という診断名がついてから、2度目の通院日。
前回の採決の結果が出る。

密かに不安を抱えていたのが膵臓癌。
少なくとも今年の6月くらいまでは、特に何事もなく健康に過ごしていたつもりだ。

自覚症状が現れてしまったのは7月の頭くらいではないだろうか。
その自覚症状だって、今思えばってくらいなもので、当時はなんとも思っていなかった。
体重が現象し、腓返りが起きて、やけに喉が乾いていた。
それも、糖尿病と診断されてから思い当たる節があるって程度。

自分としては、急に糖尿病になったと思っていた。
だから、何かあるんじゃないか。

そんなことを考えて、不安な毎日を過ごしていた。
ある意味、初回よりも緊張しながら診察室に入る。
ドクターからは

「いい感じですね。これだと早い段階でインスリンを止められそうですよ。」

と優しい声。

そこで正直に、急激に糖尿病になったことに対する不安をカミングアウトする。
そこでドクターから衝撃の一言。

「急激じゃないですよ。少なくとも5年前には糖尿病になっていると思います。」

職場の健康診断のデータを見る限りでは数年前から確実に糖尿病になっていたのだそうだ。

数値の異常が、すべて軽度異常だったので、なんとかなるや!と受診を先延ばしにしてきた結果の集大成だったのだ。

単体の軽度異常であれば、その後で生活改善をすれば、もしかしたら翌年には正常値に戻るのかもしれない。

しかし私は、複数の項目が軽度異常で、生活改善もしなかった。
単純に自分の健康から目を背け、見て見ぬふりをしてきただけで、それが積もり積もった結果、今回の糖尿病診断に至ったというわけである。

全て納得。

その後、ドクターからは腎機能は問題がないが、あと1年受診が遅れていたら、合併症が始まってもおかしくなかったと告げられた。

本当に受信して良かったと思う。

たまたまこれを読んでくださっている方に伝えたい。

軽度だろうがなんだろうが異常は異常。

糖尿病に覚醒する前に、予備軍のうちに受診しようぜ。

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