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クリーニングプロの仕事とは


初日に吠える

私 吠えました。

大家さんが入れてくださったハウスクリーニング。
初日に来た塗装屋がとんでもなかった。
家に入っていた時から、壁屋階段を塗るというのに、塗装前に養生はしない。床にバケツやら塗料やら直置きする。
なんだか嫌な予感がすると思ったら、壁の色と同じ塗料が配合できず、違った色のまま汚れたところを斑点みたいに塗っている。壁はあちこちマダラ模様になってしまった。
さらにはかってに洗面所に塗料流して掃除もしていかない
バケツを直置きした廊下も掃除していかない
休憩に行くときも黙ってどっか行ってふらっと帰ってくる

ムラムラムラムラ どっかーーーーん!とブチ切れて発注元を呼んだら、担当の若いにいちゃんが青い顔してすっ飛んできたけど、仕上がり見てさらに絶句
最初の言い訳は
「この壁と同じ色は作れないんです。同じにするなら面を塗らなければならないんですけど、ご予算いただいてないんで、、と今更いうか!

って!同じ色作れないのに塗装屋なのか?
って!はじめに塗って違ったらもう塗るなよーーーー!

ここで説教タイム開始!

つまりね、塗装するという哲学がまったくないです。
なんの目的で来たのか、どういう結果を目指しているのか?まったくないからこうなるんでしょ!
いいですか!
今の若い人たち、だんだんとこういう世代になって来てるんです。あなたも人を使って仕事をするなら、仕事のなんたるかをきちんと指導しなければ、あなた自身も信用されなくなりますよ。
私のような昭和の人間は、こんなことを仕事とは認められないし、せめてもまっとうな未来にするには、どんなに小さな仕事でもこの程度で良いと言うのはありません。

発注元の33歳男子は平身低頭
「本当にそうです。申し訳ありません。この仕事納得していただけるまでやらせてください」

と言うので、前回来た30代のチームは嫌なので、ほかにチームはあるか?と聞いたら、40代後半とその父親の親方がいると言うので、
じゃ、いつになってもいいから、そのチームの来られる時にやり直してください。
と言いました。
高齢者社会まだまだ高齢な方が信用できます。

因みに、今まで今回のチームでクレームが来たことは無かったらしい。今まではまともに仕事してたのか?それとも、誰も文句言わなかったのか?

2日目もひどかった

今回も日本の未来にガッカリしたわけ。
初日の塗装で激怒した私。
実は2日目のトイレ交換でまさかの事態
今まで使っていたタンクレスのトイレの進化型を入れ替えたら、トイレの背中側に出っ張っている棚とサイズが合わずふたが80度くらいしか開かないことが発覚
この前私からめっちゃ叱られた発注元のお兄さんは、
あれだけ仕事の哲学を説かれたのにもかかわらず
「これは蓋の上ににマジックテープをつけるとかどうですか」
とのたまったので、私も同居人も同時に
「それはないから」と当然の却下
結果、大工さんを呼んで棚を切断することに!
初日にとんでもない塗装屋!
2日目トイレの蓋が開かず棚切断!

そして3日目!やっとまともな人が

お風呂場とレンジ周りのハウスクリーニング!
やってきた50代くらいのおとうさんはドアを開けるなり!

「おはようございます!お邪魔いたします!
(いやいや邪魔じゃないから)
すみません、中の様子を見させていただくのに、一旦このまま上がってもよろしいでしょうか?」
丁寧を極めるために、要らないせりふ積み上げて来た!そして塩素の匂いが家中漂う中、マスクもしないで風呂場でヤバい咳をゴホゴホしながらクリーニング
大丈夫か?
お昼になって休憩に行くというので
大丈夫ですか?
ときいたら
「いつもの事ですから」とゴホゴホ、、
いやいやあなた、いつもこんなことしてたら早死にするよ
かくして、今回はめっちゃきれいになりました。
レンジ周りも私が立ち入ったことのない中まで全部きれいにしてくれて、懇切丁寧な説明もしてくれて
「これで大丈夫でしょうか?何かクレームがあったらおっしゃってください。そうでないとあとで叱られるので」
って、これはかなり言い渡されて来てるね?

この家には怖い魔女がいる。挨拶ちゃんとできるかチェックして、仕事できないと恐ろしくブチ切れる魔女が!
なんたって、あの発注元のにいさんはもう顔も出さなかったし。

あたしゃ、やる事やってくれりゃ優しいもんだよ!
おかげさまでつい放置して汚れの落ちなくなっていた細かいところもピッカピカ!
これから汚さないようにしなきゃね。
明後日は塗装のリベンジ!
待ってるぜ

4日目リベンジ

塗装屋さんリベンジ。
今日は午前中いっぱいかけて養生!そうだろ!そうあるべきだろ!
それでもって、ちょぼちょぼ変な色塗られちゃったところは、スポンジでパタパタ修正。お兄さん必死に色合わせしてくれたものの、それでも完璧とは行かず、結局ほぼ全面塗り!
90%きれいになりました。
最後の最後にまだちょっと気になるところはあったものの、今日のお兄さんたちはかなりしっかり仕事してくれたし、丸一日、家中塗装でこっちもクタクタなので、もうあきらめました、、
家の管理ってほんとに大変ですね
とりあえず、自分で修正できるように塗料の残りもらっておきました。

まだ、若干直すところはありますがひとまず落着!

後日、3日目に来た掃除のおじさんがその時新しいヘアキャッチャーを持ってきます。と言っていた約束を果たしにやってきました。
その日はクリーニングじゃないから半袖Tシャツに短パン姿!それを見て固まりました。
全身、、刺青!
半袖、短パンから見える部分全部だからその下もきっと、、、
苦労したのかなあ〜。

ハウスクリーニング業界のバックグラウンドは計り知れない

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