見出し画像

「世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた」


「世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた」(中野信子 アスコム)

脳科学者の著者による、「頭のいい人」の行動分析の本。MENSAの会の話などもあり、著者自身も「頭のいい人」のようである。このような集団があることを初めて知った。

筆者の周囲にいる頭のいい人の行動の特徴をわかりやすく書いた本で、面白かった。ただ、研究所のような環境ならではの話もかなり含まれているように感じた。

100ページの「本から何でも吸収する」「誰も味方がいないのであれば本を味方にすればいい」はとても印象的だったが、これは私が本好きだからなのかも知れない。

目次は以下の通りである。2012年に出版された本の一部を加筆・修正した本と知って、少しがっかりした。このような焼き直しによる出版は多いのだろうか。

世界の「頭のいい人」はどんな人か?

空気は読まない
あえて勝ちを譲る
決まった儀式を行う
ニコニコしながら主張する
断られたくらいであきらめない
自分の得と相手の得を考える
話し上手より聞き上手
欠点を悠然と受け止める
いつでも仕事が楽しそう
嫌いな仕事は他人に振る
皆を上手に褒められる

世界の「頭のいい人」が心がけていること

周りにいる人たちを虜にする
敵を味方に変えていく
適度なストレスを与える
グチをまったく言わない
本から何でも吸収する
ライバルを見つける
楽観主義者である

世界の「頭のいい人」のスケジュールの立て方

やらないことリストを作る
自己診断書を作る

世界の「頭のいい人」の自己分析と自己改良

流れ星に願いごとが必ずできる
飽きっぽいことを知っている
「見た目」を大切にする
強気のふりをする
食べ物で脳をチューンナップ

世界の「頭のいい人」に近づくために

集中力を身につけない
身近な目標を作る
脳内に検索タグをつける
五感を総動員させる
よく寝る
感情をふるわせて覚える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?