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「英語が話せる人はやっている魔法のイングリッシュルーティン」

「英語が話せる人はやっている魔法のイングリッシュルーティン」(ミラクル・ベル・マジック KADOKAWA)

日本人アーティストの著者による、独自の英語独学法を紹介した本。表紙を見て、おっさんが手に取る本ではないなとは思ったが、読んでみた。最初の方は1章「めちゃくちゃタイムから始まるひとりごと英語」(とにかく英語を口にしてみる)、2章「しっかりタイムでもっとしゃべれるようになる」(ネット検索で正しい英語を調べる、スマホを英語設定にするなど)などだったが、3章「ひとりごと英語にちょっとしたスパイスを加える」(Vogueの「73 Questions」を真似してしゃべる)や、4章「ひとりごと英語を盗む」(海外ドラマから盗む、Twitterから盗む、インスタから盗む)は面白かった。Twitterやインスタを検索して表現の正しさのチェックに使うとか、なるほどと思った。「Vogue 73 Questions」で検索すると以下のサイトが出てくる。

5章「発音もひとりごとで鍛える」はSiriやGoogleで発音チェックをするという話で、これも面白そうだと思った。6章「英文法もひとりごとで覚える」はやや取ってつけた感じで、いまさらこんな基本的な文法ですかという内容だった。7章「ひとりごとで会話のテクニックを身につける」は、英語のあいづち、フレーズ集、名言集で、まあ面白かった。
若い女性向けの本なのだろうけど、堅苦しくなく、イマドキの勉強のツールの話があって、それなりに面白かった。でも、おっさんが読む本ではないのだろう。

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