#2 【風水の科学】風水戦争
『風水戦争』という言葉をご存じですか?
風水戦争
1990年代当時、中国銀行(中国資本)が中国上海銀行(イギリス資本)に、風水で宣戦布告したと話題になりました。
下の写真の中央に写るとがった三角の建物が、中国銀行の建物です!
中国銀行の建物は総鏡張りで、三角形をモチーフにして、まるで「刃(やいば)」のように鋭角に尖っています。
その尖った先が、中国上海銀行に向いているわけです。
中国上海銀行は1990年代当時は、「香港イギリス総督府」の建物だったので、『風水戦争』と呼ばれました。
中央の尖った三角形の建物
(2020年1月撮影)
心理的圧迫感のスゴさ!
風水が施された建物が、人々に及ぼす心理的影響について、科学的に説明できるかどうか、最初は半信半疑でした。
しかし、この尖った建物を間近でみるとわかりますが、「まるでナイフが自分に突き付けられたよう」な、心理的圧迫感は、凄まじいものがあります。
想像以上の心理的圧迫感でした!
恐怖感さえ感じます!
本場香港で見てきた私としては、風水が与える心理的効果について、とても大きなものがあると、言わざるを得ません!
鋭角殺という手法!
本場の風水では「鋭角殺」という、商売敵など相手にダメージを与える手法になります。
香港では、とくに商売をしている人たちは、この「鋭角殺」を取り入れることがあるようです。
風水で商売敵を攻撃するといわれても、にわかに信じがたいですよね。
日本の都市にもある!
この「鋭角殺」を用いているのは、何も香港だけではありません。
日本でも、注意深く建物を観察すると、チラホラ見かけることがあります。
東京や大阪の街を歩いていると、風水の仕掛けを施した建物、構造物を見かけたりします。
みなさんも探してみてくださいね!
今回のお話はここまで(^^♪