サバイバルドラマ~震災都市(3)
ドアを解放したおかげで、浴室内に閉じ込められなくて済んだ!
浴室をでて、脱衣所にあった服をすばやく着こんだ。
まずは部屋に戻ってみようか?
そう思ったが、床面にはモノが散乱し、中には陶器・ガラス片なども混じっているに違いない!
素足での移動は危険だ!
近くにあったスリッパを履き、玄関まで行き、そして靴に履き替えた。
靴に履き替えていると気持ちも冷静になり、落ち着きを取り戻した!
まず、水の確保!
風呂場に戻り、まだ水が出るのを確かめ、風呂桶に水を溜めることにした。
次に玄関のドア。
玄関のドアが開くか確認したが、わずかに開くものの、人が通れそうにない。
(2)前回出題の解答・解説
災害時には「靴を履く」ことが大原則になります。足を怪我すると生存確率は下がります。歩けないことは、災害時には致命傷になりうることを十分理解しましょう。
そして、靴を履いたら、生命線である水の確保を急いでください。水さえあれば、数週間は十分生きられます。
次に脱出ルートの確認のため、玄関のドアを確認してください。万が一開かなくても慌てる必要はありませんよ。
#2 マンションからの脱出!?
部屋に戻ると、モノが散乱し、床面には陶器、ガラス片が散らばっている。
一通り火の元を確認したあと、もう一度、冷静にあたりを観察してみる。
ひどいありさまだ!
ベランダに通じる窓も一部ガラスが割れている。
そう思って外を見てみると、50mほど先の11階建てのビルが傾いて、今にも倒れそうな状態だ!
危険だ!そう思った瞬間、このマンションも傾いて倒壊するんじゃないだろうか!、そんな最悪のシナリオが頭をよぎる。
どうすべきか考えてみた。
さて、ここで問題です!
ベランダからみた11階建てのビルが傾いて倒壊しそうな状況をみて不安になった私。
次の選択肢から理由も添えて、どうすべきか選んでください。
a. マンションからの脱出を試みる
b. マンションの部屋にとどまる
解答は次回の記事にて発表する!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?