見出し画像

English Company Mobileの添削付きプランを始めてみた

1人でシャドーイングを正しく行うのは大変なので、新しいサービスを契約しました。English Company Mobileというシャドーイング練習できるサービスです。シャドーイングというと、シャドテンが有名ですが、こちらは、シャドーイングだけでなく、Nikkei Asiaの購読権がついたり、毎週新しいニュース素材が追加されるなど、時事ネタよりの内容になっています。


サービスの内容

English Company Mobileでは、シャドーイングをより完成に近づけるためにいきなりシャドーイングを練習するのではなく、次のようなステップをふんでいきます。

1.音源を一度聞いて、どこまで理解できたか声に出す
2.素材からピックアップされた重要語句の確認
3.チャンク
4.シャドーイング

5.日本語訳の確認

チャンクでは、スラッシュリーディングのように、意味のある数語で改行されたまとまりでテキストが提供されます。英語、日本語の順に表示されています。
チャンク単位で音声もついているので、シャドーイングで躓いた箇所は、このチャンクの音声を使って部分練習を実施することができます。

そのせいか、シャドーイングのところでは、区間リピートのような機能はありません。単語とチャンクのまとめて再生には一時停止がないのですが、シャドーイングのところでは一時停止ボタンもあります。が、言えない部分は基本的に、チャンクに戻って行った方が簡単に部分再生ができます。

単語の確認でも、チャンクでも、英語、日本語それぞれに、表示のオンオフボタンがついてます。単語では、英語または日本語のどちらかを非表示にすれば簡単に単語テストが実施できます。

チャンクで日本語をオフにすれば、サイトトランスレーションの練習ができますし、英語をオフにすれば、反訳トレーニングができます。これ、まさに私がやりたかったことじゃん・・・と、ちょっと感動に震えています。

チャンクを使って、サイトレや反訳トレーニングを終えてからシャドーイングに取り組むため、内容についてはばっちりです。シャドーイングには音だけに集中してシャドーイングをするプロソディシャドーイングと、内容を理解しながらシャドーイングを行うコンテンツシャドーイングがあるそうで、理想はコンテンツシャドーイングです。

素材は初級、中級、上級別になっており、中級、上級はニュース素材がメインです。The Japan Times AlphaやNikkei Asiaの記事が利用されているようです。初級にはオリジナルコンテンツで日常の話題っぽいものが多い感じです。

この基本のサービスにNikkei Asiaの購読権がついたのが、バリュープランで、こちらは添削のついたフィードバック付きプランの4分の1くらいの価格です。フィードバックをつけると、シャドテンと同等のお値段になります。

最初のうちは自分のやってるやり方が正しいかどうかを確認してもらうために、フィードバック付きプランにしてみました。が、こちらについてはiOSユーザーには注意が必要なので、後述します。

専用のアプリはありません。ウェブのブラウザで動作するウェブアプリを利用します。

フィードバックについて

私は初級レベルではないとは思うものの、中級以上は練習を重ねないと添削に出せないので、シャドーイングになれるまでは、初級を提出しようと思っています。その間に、中級レベルの素材を練習して出せそうになったら中級レベルの素材で添削に出そうかと。

まずはお高い添削付きのパックを契約したので、毎日一回、シャドーイングを提出したいと思っています。

フィードバックについては、総評とは別に3つほどここを直したらいいよ、という修正ポイントをもらえます。残念ながら、モバイル端末では回答をコピペできないので、小さな文字をスマホで読むしかなさそうです。修正点は自分で何かにメモしておいて、シャドーイング時にそこを気を付ける感じです。このあたりは、シャドテンは確か、テキストに指摘箇所がマークされるっぽいので、さすがシャドーイングに特化していますね。

添削の内容をコピペできないため、添削してもらった原稿と、フィードバックの内容を見比べることができないんですよね・・・ここはかなり残念ポイント。私はモバイル端末だけでも、iPhone、iPad ProにiPad miniがあるし、もちろん、Macbookも持ってるので、添削してもらった内容をモバイル端末で表示しておいて、Macでその添削内容で練習という方法をとることができますが、端末一つだとちょっと大変そうです。

残念を通りこしてほとんど使えない録音機能

残念なのは録音機能(iOS環境)。添削をお願いするには、シャドーイングの内容を録音して提出する必要があります。音声ファイルを送る機能はないので、ウェブアプリで録音して送ることになるのですが、なぜか、添削用に録音ボタンを押して、シャドーイング素材を再生すると、再生の音声のボリュームが異常にでかかったり、逆にボリュームが小さくてかつボリュームの大きさが一定でないなど、不具合があります。

単純な再生では問題ないのに・・・一応、サポセンにも伝えましたが、環境の問題とかで解決のめどはたってないそうです。サポセンの主張ではiOSの環境で起こっている不具合とか。

イヤフォンも有線、無線、マイク付き、マイクなしをためし、さらに、ブラウザもSafariとChromeを試して、それぞれ、ブラウザでそのまま利用した時と、ホーム画面にリンクをコピーして使った場合といろいろ試しました。悲しいかな。過去、サポセンやってたせいで環境の特定には力を入れてしまいます。

が、どんな環境でも何らかの不具合があり、結果、全く使えません。いえ、耳に異常をきたすくらいの大ボリュームに耐えられるなら別なんですが・・・しかも異常にでかいボリュームは端末の物理的なボリュームボタンで小さくしても小さくならないという特別仕様www物理的にイヤフォンを少しずらして、スピーカーのように聞くなどの工夫をして何とか使えるレベルでした・・・。

物理的な解決(端末を2台用意)

こういうのって開発会社もあまり責められないですよね。ブラウザの仕様ってブラウザ提供会社が勝手に仕様変更しちゃうし。かといって、有料ユーザーからすると、仕様通りに動かないのは契約違反じゃないかと思っちゃったりするわけで。あ、ひょっとすると利用規約に、環境依存による不具合は関知しないとか書いてあったりして。

いやでも、ユーザーからすると、これは結構な死活問題で、シャドーイング録音できないと添削に出せない・・・どうすれば・・・と悩んで、結局、物理的に解決することにしました。

端末を2つ用意します。ひとつはシャドーイング素材を再生してイヤホンで聞く端末。もう一つは、シャドーイングの結果を録音する端末です。私は再生はiPad miniで行い、録音はiPhoneを手にもって録音することにしました。そう、再生と録音を単体で実行するには何の問題もないんですよね・・・。

でも、この技はあくまでも端末を2台持ってる人にしかできないという。

面倒といえば、面倒なので、私がフィードバック付きプランを解約するまでに不具合が直るといいなあと思います。

添削結果をシャドーイングのテキストを見比べるにも端末が2台必要です。ストレスなくこのサービスを利用するには端末2台持ちが必須なようです。あ、iOS環境は、ですね。Androidは端末を持ってないので、未検証です。

サポートは記事のベースとなるサービスや製品購入に利用させていただきます。