人は〆切直前に掃除したくなる

〆切直前なのに、調理前の材料をいじっている。急遽おこなったオンラインインタビューの書き起こし。

そして、そんなときに台所まわりの汚れが気になってしまった。シンク洗いのスポンジを買い換えたタイミングでシンクを洗う。ステンレス製の食器かごは意外と汚れるのが早い。そいつも洗う。

何よりも、ステンレスボトルたち。けっこう前に100均で買った「細かいところまで手が届く」専用のブラシなどで。

この夏ヘビロテした麦茶ポット2本の内側にできた白いつぶつぶの撃退。クエン酸と湯とメラミンスポンジで。なお、1本クエン酸湯につけたら、その湯(ぬるま湯)をそのままもう1本に移動。それで1本目からメラミンスポンジ攻撃。それでも十分汚れがとれた。

ってここに報告する暇があるなら、原稿を書き進めろと自分に言いたい。今日は注文していた1970年代発行の本というか論文というかがイギリスから届いた。役に立つのだろうか。20ページ未満だけど送料込みで6000円超えたぜ・・・。

稀少本がけっこう家にある。版を重ねるたびに写真などが消えていってしまうので、初版を探すこともある。

多分、国内でも何人かしか持っていないであろう本もある。ケニアの初代大統領が書いた民族誌の初版本だ。

おお、今調べたら、本人のサイン入りの初版本が9500ドルで売られている!!

知り合いの先生が、神保町で自分が書いた本を見つけて「本人です、サインしましょうか」と言ったところ、「学術本は本人がサインすると価値が下がる。小説なら作者のサイン入りは価値が上がる」と言われたそうだ。確かに、古本で入手した学術本で著者のサインどころか挨拶文が手書きで扉に書かれていたのがあったっけな(値段はそのへんの古本の扱いと同じであった)。

そう、その神保町でうっかり恥ずかしい思いをしてしまったお茶目な先生が、今回の原稿の総元締め!!「10月〆切厳守で」というのを、5年以上のときを経て、急にこの9月にアナウンスした張本人!!


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