見出し画像

ハプティクス技術???

IT専門学生のふじさわです。

先日、ネット記事でこんなのを見つけました。

時間のない方のために要約すると、

超音波で触覚を得られる「空中ハプティクス技術」をハンドトラッキングと掛け合わせた新たな入力装置の研究が進んでますよ。

ということです。


はて?


ハプティクス技術ってなに?

ハプティクス技術についてあまり知らなかったので調べてみました。

この技術は簡単に言うと、「触覚」で情報を伝えるもののようです。

最近ではVR技術と組み合わせて、「そこにないものに触ることができる(触った感覚を得られる)」技術としても利用されているみたいです。

先ほどの記事の例でいうと、手の動き自体をコントローラーとして扱う「ハンドトラッキング」と掛け合わせることで、物理的には存在していないツマミを掴んで上下にスライドさせることでファンの風量を調節したりしていましたが、この「ツマミを触った感覚」を生成する部分がハプティクス技術にあたります。

また、別の記事の説明によると、

iPhoneのホームボタンが物理ボタンから電子制御に変わりましたが、これも実際には押されていないのに押したように感じるということで、振動を使ったハプティクスの一種なんですよ
引用元:https://bae.dentsutec.co.jp/articles/haptics/

とのこと。

なんとなくイメージが掴めてきました。


ゲームハードにおけるハプティクス

「ハプティクス」?
なんだか聞いたことがあるな… と思ったら、ゲームの話でした。
私はゲームが大好きなので、ここからはゲームの話をします。

近年開発されたゲームハードの中で、ハプティクス技術を先んじて取り入れたのが「Nintendo Switch」でした。公式には「HD振動」と名付けられた技術で、ゲームのシチュエーションに合う形でコントローラーに様々な種類の振動を起こすことで、ゲームへの没入感をより高めています。
以下公式サイトでの紹介。

たとえば『マリオカート8 デラックス』ではオフロードの走行感やドリフトの加速感が、『スプラトゥーン2』ではブキの使用感だけでなく、イカの姿になって、インクの中を泳いでいるときの感覚など、「Joy-Con」に内蔵された「HD振動」が、映像や音響だけでは得られない臨場感をゲームプレイにもたらします。
引用元:https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/feature/index.html


また、2020年内発売予定の「PlayStation 5」のコントローラーにもハプティクス技術が採用されるようで、Nintendo SwitchにおけるHD振動と同様の感覚をフィードバックしてくれるのではないかと予想されています。


おわりに

ITと一口に言っても凄まじいほど分野の広がりがあり、私がまだ知らない技術がたくさんあります。

その中の一つが今回の「ハプティクス技術」だったわけですが、調べるほど強い興味が湧いてきたので今後も動向を追ってみます。

最初に紹介したハプティクス × ハンドトラッキングにホログラムまで掛け合わせられたら、例えばその場にないチェスに触って遊ぶようなSFチックなことだってできそうなので、空間の可能性が広がりますね!

そして、「ハプティクス技術」の他にもまだまだ知らない技術に触れていって、知ったことをnoteに記していけたらいいなと思います。
私にとっても、noteに書く(人に説明する)過程でその知識への理解がより深まっていくのでお得ですね。


ということで、今日はこの辺で。

(記事内の情報は、誤解などが含まれる場合があり不確実であることご了承下さい。)

記事をご覧いただきありがとうございます! サポートしていただいたお気持ち以上に、noteをはじめいっぱい頑張ります!