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【注意喚起】顎に異常があるとストレスだらけになるので生活習慣を正しましょう。【関節円板転位】

今現在、顎がイカれてしまい生活に苦労しているので、注意喚起も兼ねて記事に残そうと思います。

症状は?

先週の水曜日の夜、シャワーを浴びているといきなり顎の右側の付け根に痛みが走りました。

口を閉じようとすると顎の付け根(耳たぶの少し前あたり)の部分に何かが挟まるような感覚がして、そこからさらに閉じると挟まった何かから強い痛みが発されるような感覚です。

閉じるたびに挟まった痛みがあるわけではないので通常は顎を動かしてパクパクさせたりできるのですが、たまに口を閉じる際に痛むので迂闊に顎が動かせない状況です。

特に食事の時はその確率が上がるので困ったものです。最近は噛まずに食べられるお粥のような流動食ばっかり食べており、ほぼすべて丸のみしている状態なので胃も荒れてきました。

それだけではなく、寝る時も気を付けなければいけません。どちらか横を向いたりしても痛む確率があがるので仰向けで寝ることがベストなのですが、私は仰向けで寝ると100%、確実に悪夢を見て汗だくで起きることになります。

食事や睡眠がままならず喋る時も気をつけねばならないので、毎日の生活にかなりのストレスがかかっています。

なにが起きてるの?

すぐ総合病院の歯科口腔外科に行ってレントゲンを撮って診断してもらったのですが、お医者様が言うには「顎自体に問題はないので関節円板が前にズレている状態かもしれない」とのことでした。

画像1

http://www.shika-shinbi.jp/healthful_smile/?p=337 より引用)

上の画像のように、頭と下顎との接地面には関節円板というものがありクッションの役割を担っているんだそう。しかし、たまにこの関節円板が前方にズレて、口を大きく開くことに伴って顎が前に出る時に邪魔になることがあるようです(関節円板前方転位)。口を開くのに痛みが出たり、ひどい場合は口がほとんど開かなくなることもあるんだとか…

と、ここまでの話に少し違和感がありませんか?
私は口を開くことに何ら問題はなく、むしろ閉じる時に痛みを伴っているわけです。疑問に思いインターネットの海を渡っていると、こんな記事を見つけました。

関節円板が後方にずれるタイプです.(略)このずれが起こると,顎の骨の関節になっている先端(下顎頭)が口を閉じる時に,ずれた関節円板に邪魔されて,本来のあるべき位置まで戻ることができなくなります.(略)無理に咬み込もうとすると痛みが出るはずです.(略)この関節円板後方転位による顎関節症が起こることはまれであることから,そのようなものがある事を知らない歯科医も多くいるはずです.一般的には顎関節症の専門医以外には分からないかもしれません.
https://kinoins.com/archives/109 より引用)

先ほどの話とは逆に関節円板が後方にずれる、関節円板後方転位という症状について書かれています。他のサイトによると顎関節症の中でも関節円板の前方転位 92%、側方転位 6%、後方転位 3%と極めて稀な例のようなので、お医者様の話と噛み合わないことにも納得できそうです。(うまい)

お医者様に直接診断されたわけでもなく私自身が素人なので断言できませんが、状況を考えると私のケースはこの関節円板後方転位なんじゃないかと勝手に思っています。


原因は?

痛みが出てから一週間近く経過して症状は軽くなったものの、未だに顎の左側でものを噛むと高確率で痛むし右側でも痛むときがあります。

こういった顎に関連する症状の原因は様々なようですが、主に以下の3つが原因だそうです。

・顎にかかる力の強さやバランス
・悪い生活習慣
・精神的ストレス

○ 顎にかかる力の強さやバランス

例えば、よく片方の歯だけで咀嚼したり、頬の内側を噛む癖があったり、頬杖をついたりしていると顎にアンバランスで余計な力が加わるため障害がおきやすいみたいです。私は全部やっていました。

また、人が自然な状態でいる時は上の歯と下の歯の間に数ミリ程度の隙間が空くのが普通らしいのですが、平常時でも上下の歯が接着して噛みしめている(力んでいる)人も要注意です。私はこれもやっていました。もっと言うと歯を食いしばった状態で顎を左右に動かす歯ぎしりを作業に集中している時などに頻繁に行っていました。


○ 悪い生活習慣

先ほどの頬杖などもそうですが、例えばデスクワークを長い時間行っていたり、スマホを見たりして下を向く時間が多かったり、猫背など悪い姿勢で長い時間いたりするのも問題だそうです。一見 顎とは関係なさそうですが、例えば猫背になった時に首や頭が前に出ている状態も顎に負担がかかっているみたいです。

片側ばかりで咀嚼するなど食事の影響もありますが、一方で睡眠にも気を配る必要があります。いつも左右どちらかを向いて寝る場合でも、顎に偏った力が加わるので気を付けなければなりません。


○ 精神的ストレス

ストレスが強くなると顎の筋肉にも力が入り、無意識に歯ぎしりや歯の食いしばりをしてしまいます。その結果、これまで述べたことと同様に顎に過剰な力が加わり負担となってしまうわけですね。


まとめ

片側だけで噛む食べ方をしたり、癖で顎を過剰に動かしたり、強いストレスを抱えたりすると顎に異常をきたすことになります。

顎に障害がおこると、食事や睡眠だけでなく喋ったりあくびをしたりといった当たり前のことが難しくなるだけでなく、頭痛や肩こりなども誘発しやすくなるので生活にさらにストレスを抱える負のスパイラルになります。

そうなる前に、みなさんは正しい生活習慣を身につけて顎だけでなく体全体の健康に気を配って生活した方がいいと思います。マジで何か大きな異常があってからでは遅いので。あと病院もめんどくさいし。

ということで、私は今日も痛みと悪夢に怯えながら寝ることにします。

さようなら…

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